ポタリングに出かけた

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相棒とポタリングに出かける。
秋の日差しは意外に強い。
片道自宅から10キロくらいか。今回はそこから戻る。

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Brompton & Panasonic

本日は往復で20数キロのポタリング((ポタリングは、potterから来ていて、英語ではあるけれど、「自転車でブラブラと散歩する」という含意はない。その意味で和製英語と言われている。以下、参照のこと。
ポタリング - Wikipedia

「森達也氏「ここまで露骨なのか」 任命拒否ヒアリング」  

 

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    以下、朝日新聞デジタル版(2020年10月21日 18時53分)から。

 

 菅義偉首相日本学術会議の会員6人の任命を拒否した問題をめぐり、ドキュメンタリー映画監督の森達也氏が21日、国会内で開かれた野党合同ヒアリングに出席した。「ここまで露骨にやるのか」と述べ、映画が弾圧された歴史にも触れながら、表現の自由が侵害されていくことへの危機感を示した。

 森氏をはじめ、是枝裕和氏、塚本晋也氏ら22人の映画監督は今月5日、任命拒否問題について抗議声明を発表している。

 「ここまで露骨にやるのか。何ら抑制がない、後ろめたさがない。理由を聞かれても答えない」

 今回の問題で、菅首相が「総合的・俯瞰(ふかん)的」という言葉を繰り返し、6人を除外した理由を説明しない姿勢を批判。「今回の任命除外を放置するならば、政権による表現や言論への介入はさらに露骨になる。映画も例外ではない」と危惧を表明した。

 (後略)

 

   (吉川真布)

 

 

 

「学術会議、社会の「後衛」としての役割 永田和宏さん」

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以下、朝日新聞デジタル版(2020/10/21 14:00)から。

永田和宏さん
 日本学術会議が推薦した6人の会員候補が任命されなかった問題は、十分な説明がなされないうちに、学術会議のあり方へと論点をずらそうという動きが出ている。学術会議はなぜ国にとって必要なのか。学者や研究者の役割とは何か。細胞生物学者歌人永田和宏さんに寄稿してもらった。

ながた・かずひろ 1947年生まれ。JT生命誌研究館館長。日本細胞生物学会元会長。京都大学京都産業大学で教授を務めた2006年から17年まで連携会員として学術会議に参加した。宮中歌会始や朝日歌壇で選者を務める。

 日本学術会議の新会員候補のうち、6人が任命を拒否された。このニュースは連日大きく報道されているが、自分たちには関係のない、学者だけの問題だと、関心を持っていない人が多いのではないだろうか。

 しかし、今回の政府による学術会議人事への介入は、ある意味では戦後最大の曲がり角になる可能性があり、これを許してしまうと、わが国の今後に、そして私たち国民一人一人の子や孫といった後続世代に、計り知れない影響を及ぼす怖(おそ)れがあると、私は強く感じている。

 多くの学会からいっせいに上がった抗議の表明に慌てたように、学術会議のありようを協議するというプロジェクトが自民党によって組織された。論点のすり替えであるが、学術会議の存在意義を薄める、あるいは無化しようとする、脅しに近い思惑が感じられる。

 (後略)

「地下40m超を掘削機通過…その後に予兆 調布道路陥没」

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以下、朝日新聞デジタル版(2020/10/21 5:00)から。

 日曜の昼下がり、東京都調布市の住宅街の道路にいきなり大穴が開いた。地下深くではトンネルの掘削工事が進められ、周辺住民は陥没の1カ月前から異変を訴えていた。未然に防ぐことはできなかったのか。

 18日正午ごろ、男性(69)宅のインターホンが鳴った。「道路が陥没するかもしれないので気をつけてほしい」

 そう注意を促したのは、東日本高速道路NEXCO東日本)の工事関係者だった。外に出て見ると、道路を横切るように大きなくぼみがあり、ほどなく道路のアスファルトが「音もなく落ちていった」と男性は言う。

 陥没があった現場は、京王線つつじケ丘駅から約400メートルの住宅街。普段は散歩する人たちが行き交う場所だ。センターラインのない幅5メートルの市道に開いた穴は、幅5メートル、長さ約3メートル、深さ約5メートルで、底には水がたまっていた。

 現場の地下深くでは、関越自動車道東名高速道路をつなぐ東京外郭環状道路(外環道)のトンネル工事が続いていた。

 予兆はあったのか。

 (後略)

(大山稜、赤田康和)

「「清貧」ムヒカさんが見た日本 「働き過ぎなんだよ」」

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4年前の記事になるが、以下、朝日新聞デジタル版(2016/12/23 11:38)から。

 南米ウルグアイから、前大統領のホセ・ムヒカさんが初めて日本にやって来たのは今年4月のことだった。1週間の滞在中、東京や大阪の下町を歩き、多くの学生とも触れあったムヒカさん。帰国後は、日本や日本人についてスピーチのなかで触れる機会が増えたという。「清貧」を貫く哲人政治家の目に、日本の何が、どう映ったのか。これから世界は、どう変わるのか。今春に続き、9月に再び、首都モンテビデオにムヒカさんに会いに行った。


ロボットは消費をしない
 ――日本訪問の1カ月前、ムヒカさんは私の取材に、「日本のいまを、よく知りたい。日本で起きていることのなかに、未来を知る手がかりがあるように思う」と話していました。実際、日本を訪ねてみて何か見えてくるものがありましたか。

 「ひとつ心配なことがある。というのは、日本は技術がとても発達した国で、しかも周辺には労働賃金の安い国がたくさんある。だから日本は経済上の必要から、他国と競争するために、ロボットの仕事を増やさないといけない。技術も資本もあるから、今後はロボットを大衆化していく最初の国になっていくのだろう。ただ、それに伴って、これから日本では様々な社会問題が表面化してくるだろう。いずれ世界のどの先進国も抱えることになる、最先端の問題だ。確かに、ロボットは素晴らしいよ。でも、消費はしないんだから」

 ――日本では道行くたくさんの人から声をかけられていました。日本の人々について、どんな印象を持ちましたか。

 「とても親切で、優しくて、礼儀正しかった。強く印象に残ったのが、日本人の勤勉さだ。世界で一番、勤勉な国民はドイツ人だと、これまで思っていたが、私の間違いだった。日本人が世界一だね。たとえば、レストランに入ったら、店員がみんな叫びながら働いているんだから」

 ――どこか印象に残った街がありましたか。

 「京都だ。素晴らしいと思った。日本はあの文化、あの歴史を失ってはいけない」

 「ただ、京都で泊まったホテルで、『日本人はイカれている!』と思わず叫んでしまった夜がある。トイレに入ったら、便器のふたが勝手に開いたり閉じたりするんだから。あんなことのために知恵を絞るなんて、まさに資本主義の競争マニアの仕業だね。電動歯ブラシも見て驚いた。なんで、あんなものが必要なんだ? 自分の手を動かして磨けば済む話だろう。無駄なことに、とらわれすぎているように思えたね。それに、あまりにも過度な便利さは、人間を弱くすると思う」

 「とても長い、独自の歴史と文化を持つ国民なのに、なぜ、あそこまで西洋化したのだろう。衣類にしても、建物にしても。広告のモデルも西洋系だったし。あらゆる面で西洋的なものを採り入れてしまったように見えた。そのなかには、いいものもあるが、よくないものもある。日本には独自の、とても洗練されていて、粗野なところのない、西洋よりよっぽど繊細な文化があるのに。その歴史が、いまの日本のどこに生きているんだろうかと、つい疑問に思うこともあった」

豊かな国ほど幸福について心配する
 ――2015年に大統領を退いてから訪れた国で、人々の反応は日本と同じでしたか。

 「退任後に行ったのはトルコ、ドイツ、英国、イタリア、スペイン、ブラジル、メキシコ、米国だ。行った先で私はよく大学を訪れる。年老いてはいるが、なぜか若者たちとは、うまくいくんだ」

 「そこで気がついたんだが、どこに行っても、多くの人が幸福について考え始めている。日本だけではない。どこの国もそうなんだよ」

 「豊かな国であればあるほど、幸福について考え、心配し始めている。南米では、私たちはまだショーウィンドーの前に突っ立って、『ああ、いい商品だなあ』って間抜け面をしているけれど、すでにたくさんのモノを持っている国々では、たくさん働いて車を買い替えることなんかには、もはや飽きた人が出始めているようだ」

 ――人々が幸福について考え、心配し始めているのは、なぜでしょうか。

 「おそらく、自分たちは幸せではない、人生が足早に過ぎ去ってしまっている、と感じているからだと思う。昔の古い世界では、宗教に安らぎを感じる人もいた。だが世俗化した現代では、信心がなくなったから」

 ――「世界幸福度ランキング」だと、日本は53位だそうです。

 「東京は犯罪は少ないが、自殺が多い。それは日本社会があまりにも競争社会だからだろう。必死に仕事をするばかりで、ちゃんと生きるための時間が残っていないから。家族や子どもたちや友人たちとの時間を犠牲にしているから、だろう。働き過ぎなんだよ」

 「もう少し働く時間を減らし、もう少し家族や友人と過ごす時間を増やしたらどうだろう。あまりにも仕事に追われているように見えるから。人生は一度きりで、すぐに過ぎ去ってしまうんだよ」

(後略)

「「世界で最も貧しい大統領」ムヒカ氏、持病で政界引退へ」

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以下、朝日新聞デジタル版(2020/10/21 9:46)から。

 「世界で最も貧しい大統領」として知られた、南米ウルグアイホセ・ムヒカ元大統領(85)が20日上院議員を辞任し、政界から引退すると発表した。免疫の持病があるといい、「パンデミックが私を追放した」と述べ、新型コロナウイルスの影響で決断したとみられる。一線から退くが、政治活動は続けるという。

 ムヒカ氏は「ペペ」の愛称で知られ、2010~15年に大統領を務めた。収入のほとんどを寄付し、質素な生活を続けたことなどから「世界で最も貧しい大統領」として知られた。独特の表現と語り口で、政治参加や民主主義の重要性などを説いた。

 1960年代には、軍事独裁政権に対抗する都市型極左ゲリラの創設メンバーの一人として活動し、逮捕もされた。民政移管後は政治家となり、大麻や中絶、同性婚の合法化などの政策でも注目された。(サンパウロ=岡田玄)

ポタリングに出かけた

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Brompton

相棒とポタリングに出かける。
これまでのスタイルは半袖、半パンツだったが、今日から長袖、長ズボン。
西へアップヒルからダウンヒル。そこから北上。この辺りは少しアップヒルダウンヒル。二駅北上し西へ。
昔家族でプールに行った帰りによく立ち寄った食堂で食事。
そこから北上して海辺を散策。
二駅南下し、アップヒルから長いダウンヒルを下って、ポタリング終了。