2005-02-26から1日間の記事一覧

子どもたちが民族文化の継承者

素晴らしい演技が終了すると、会場から応援団が立ち上がって、ハカで応えることがある。観客席はステージでもないのに、会場から、突然パフォーマンスが始まってしまうわけである。すると、演技を終了しおえたばかりのグループは、呼吸を整えながら、それを…

オーサム、エイ?

マオリの観客席の私の横では、「すごいじゃないか」(Awesome, yay?)という声が聞える。 この大会は、少数民族の伝統文化を、観光客に見せるような、よくある観光産業文化とは決定的に違う。マオリがマオリに見せているのだから、いわば、見世物ではない、ま…

パカハカは朝から夜までやっている

会場には、表情もよく見えるように、最近のコンサート会場に見られるような大画面が設置されている。 パカハカを私のように二日間ぶっ続けで、見ようとするとかなりくたびれる。 地区大会の代表応援のような形で、何人かは応援するグループがステージの時に…

パカハカを見ての感想をイメージだけで表現すると

パカハカは、総勢40名ほどの集団の力の表現である。 衣装は民族衣装で、モコという入れ墨を顔や身体にしているから、見慣れていない日本人からすると、多少違和感があるかもしれないが、歌にしても、踊りにしても、パフォーマンスのレベルは、格段に高い。 …

パカハカとは何か

昨日は、テ・マタティニのパカハカに初めて参加した。 テ・マタティニは、英語では、「マオリパフォーマンス芸術全国大会」(National Festival of Maori Performance Art)と呼ばれているもので、この大会で「伝統的パカハカ、ポイダンス、歌*1」(Traditional…