2005-03-10から1日間の記事一覧

愛車は埃まみれでボロボロの状態

町から離れると、舗装がしていない道路になった。また埃まみれの道路を、海岸沿いのマラエをめざして車を走らせる。 一度道を間違えて違うマラエに行ってしまったのだが、海岸につながる川を何度か横切らないといけなかった。そのマラエで正しい道を教えても…

紹介してもらったトータルエマージョンの教師をテ・アラロアで探す

テ・アラロアも東海岸の他の地域と同じように、マオリの影響の強い地域だ。 テ・アラロア(Te Araroa)のトータルエマージョンの学校を、明日朝、訪問する約束をした。この教師のとりはからいで、今日はマラエに泊まることとなった。

テ・プイア温泉

ニュージーランドにはあちこちに温泉があるのだが、テ・アラロアに向かう途中、テ・プイア(Te Puia Springs)という温泉があった。 このホテルで、ジンジャエールを飲みながら休憩して、店主と話をする。 この温泉は、夏に混んで、冬はガラガラだと言う。 客…

テ・アラロアをめざす

テ・アラロアをめざして、トコマル湾(Tokomaru Bay)で休憩をとる。 ひとつの店で1ドルのジュースを買って話をしていると、トコマル湾には、トータルエマージョンとバイリンガルの学校があるという。もちろん、保護者たちはいずれかの学校を選べる。 トコマル…

マオリ語委員会の仕事

英語でいうと、Language Commissionにあたるタウラフィリ・テ・レオ(Taurawhiri te reo)という組織がある。日本語なら、「マオリ語委員会」というようなところだろうか。 園長の話では、マオリ語は、部族ごとにコトバが違うが、コミュニケーション的に問題は…

コハンガレオでマオリ語をマスターした日本人男性の若者

このコハンガレオでマオリ語を学んだ日本人で、佐藤(仮名)さんという20代後半の男性がいたようだ。 3ヶ月ほどでかなりのレベルまでマスターしたというので、園長先生は、「この日本人をみならいなさい」とマオリ語の学習に消極的なマオリに対して苦言を呈…

アオテアロアはアオテアロア

「ニュージーランドのことを、アオテアロア・ニュージーランド、あるいはニュージーランド・アオテアロアと表記すべきという論がありますが、これはどう思われますか」と私が質問すると、「アオテアロアは、アオテアロアね。昔っから、アオテアロアは、アオ…

マオリの伝統的価値観に沿って生活をすることが大切

マオリの伝統的価値観は、家族や、部族を大事にして生活することだ。イウィやハプを大事にして、マラエに属して生きるということだろう*1。 園長の話では、伝統的に自給自足(self-sufficient)ができる生活だったのに、政府は、牧畜業などの産業をつぶして、…

なんだかんだ言っても、ともかく英語は支配的言語だから

マオリ語はいったんは、死に絶えつつあった言語だ。 マオリルネッサンス、マオリ復活運動の中で、土地と言語を二本柱としてマオリが闘ってきて、タオンガ(財産)として言語をとらえ直したのである。 ネイピアのトータルエマージョンの学校では、マオリ語中…

英語を突きはなして、批判的な態度で英語を学ぶ

トラガ湾のコハンガレオで、私は園長さんと話をした。 この73歳の園長の個人体験では、家庭やマラエではマオリ語を話し、学校では英語を話さないといけなかったが、当時の彼女は英語が話せなかったという。だから彼女にとっての英語はあとから一生懸命学んだ…

トラガ湾のインターネットカフェ

トラガ湾のインターネットカフェの店員は、マオリの女性だった。ギズボーン出身だという。 ここのマシンはOSがXPだから大丈夫。自分で日本語の言語を設定した。15分で2ドル50セントと少し高いが仕方がない。 ワイカト大学(The University of Waikato)のマオ…

トラガ湾のホリデイパークで若者と話す

ホリデイパークを発つ前に、台所の前でくつろいでいるキーウィの若者と話をした。 キーウィの若者の自殺率が高いことの理由や裸足の理由など、さまざまな話題について彼と話をした。