2006-01-12から1日間の記事一覧

教育基本法の精神に立って、崇高な理想を語れ

教育基本法の前文は、次のように述べている。 「われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである。 われらは…

教育で理想を語らずして、日本のどこで理想が語られるというのか

「いい大学に現役でという親や生徒の要望に応えないと、立派な理念を語っても生き残れない」と、ある高校の教頭が述べたことを先に引用した。 この教頭が極端に悪いわけではないだろう。日本のレベルは、全国こんなレベルなのだろう。もちろん、私も生徒の進…

「私学生き残り「教学改革」のもとで、学校再編がすすみ、教育破壊がすすめられている

学校の「外注化」だが、これは、新学習指導要領のもとで学力低下が進行し、学校の威信を低下させ、学校不信をあおり、そうした学校不信をあおる塾・予備校産業が、学校教育を揺さぶり、まさに少子化の中で、塾や予備校産業も「生き残り」をかけて、塾や予備…

希望を捨てず理想を語る教師を応援して下さい

私は、24歳で、ある私立大学の附属高校で英語教師として採用されて以来、その附属校で、2年間の海外研修を含めなければ25年間英語を教えてきた。この学園の教師集団にいろいろと教えてもらい、育てられたから、私はこの学校で働き続けてこられたことに感謝も…

学校授業で広がる「外注」で、教育破壊はさらにすすむ

「小中高で、授業や補習、進路指導などを予備校や進学塾に任せる「外注化」が首都圏を中心に広がっている」と、1月11日付けの朝日新聞が一面で報道している。 学校授業の「外注化」がすすむ中で、「進学に特化した指導はプロに任せた方がよい」と、東京は中…