2006-01-23から1日間の記事一覧

外国語教育がどうあるべきか、台湾から学ぶことは少なくない

日本統治時代に日本が日本語教育をおこなった際に、「国語常用家庭」として日本語使用を奨励した話は、台湾関係の本を読むとよく紹介されている。 日本語と英語との関係を考えないといけない今日の日本が、日本統治時代に日本によって日本語が押しつけられた…

大国のパワーゲームに翻弄され、言語事情も複雑化した台湾

これも興味深く読んだのが、「台湾語、北京語、英語、日本語をまぜて使いしわが半世紀」という台湾の歌である。 短期間にすぎないが、自分自身の台湾旅行の体験から、台湾は、大国や大陸にはさまれて、そのアイデンティティが翻弄されてきた歴史をもつ、そう…

台湾映画の「悲情城市 [DVD]」を観てみたい

朝日新聞の「越境する文化」「時空をこえて」というシリーズが、なかなかいい。今朝の「「脱植民地」の断層」と題する台湾問題もよかった*1。 この特集で知ったのだが、台湾で日本大好きの若者を「ハーリーツー」と呼ぶようだ。 よく知られているように、日…