2006-07-06から1日間の記事一覧

新自由主義的な競争原理の導入が日本の教育を悪くしている

そもそも少子化なのに、大学や大学の学部・学科の数が増え続けているのはおかしいと思わないだろうか。 最近の大学の学部では、一例をあげれば、国際教養だの、国際文化だの、交流文化だのと*1、いわゆる四文字学部・学科が増え続けているが、これは、国立大…

なぜ日本は、全体をよくしようとしないのか

日本では、少子化が叫ばれて久しく、少子化のピーク時には私学危機がやって来るということで、この少子化問題はかなり前から指摘されていた。 労働組合では、この少子化の波を一校生き残り論ではなく、日本の教育全体をよくするかたちで乗り越えようと問題提…

最近の日本の大学はおかしい

昨日、早稲田大学の研究費不正使用事件について、私は次のように書いた。 これはアエラの記事で分析されているわけではないけれど、事件の背景には、本来の大学の姿を忘れた大学間の中味の薄い「改革」競争、ならびに公共性をもつ大学であるにもかかわらず、…