2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

黒澤明監督の「悪い奴ほどよく眠る」を観た

黒澤プロダクション第一作目。1960年製作。 脚本は、小国英雄、久板栄二郎、黒澤明、菊島隆三、橋本忍。 黒澤映画を一本も見ていない方にお薦めしたい映画としては、「用心棒」や「椿三十郎 [DVD]」、そして大作の「七人の侍 [DVD]」など、人間というものを…

安倍首相の責任は重たい

現閣僚が首つり自殺をするほど、深刻な日本の政治。 任命した安倍首相の責任は非常に重たい。安倍首相誕生の論功行賞と言われ、事務所費問題を国会で追求されながら、安倍首相は最後までかばい続けた。 自民党は否定しているようだが、どうやら松岡大臣に対…

年金問題は、一体全体、何がどうなっているのか、さっぱりわからない

年金問題は一体どうなっているのか。 「5000万件」の「宙に浮いた年金問題」「消えた年金問題」「救済」という字が新聞に踊り、テレビでも報道されているが、今の段階では、何が問題なのか、さっぱりわからない。 そもそも日本は戸籍にうるさい社会だし、管…

とにかく、いい仕事をするスタッフが重要

寅さんの山田組が、スタッフを大事にしていたことは有名だが、これは山田洋次監督の専売特許でないことをあらためて認識した。日本映画の伝統かもしれない。 教育の現場も映画製作と同じと私は考えていて、教師集団づくりが大切であることを痛感する。それで…

黒澤明監督の「どん底」を観た

どん底 ゴーリキー原作の舞台設定を日本の時代劇に置いた黒澤明監督の「どん底 [DVD]」を初めて観た。1957年の作品。 黒澤明監督が得意とする大活劇はないが、楽しめる。とくに左朴全の演技を初めとして黒澤組ともいえる俳優人の演技がいい。いい仕事をする…

松岡氏の疑惑の数々

以下は、昨日のasahi.comから。 贈賄会社から献金、ナントカ還元水… 松岡氏に疑惑数々 2007年05月28日17時09分 松岡農水相をめぐっては、90年の初当選以来、「政治とカネ」についての疑惑が何度も指摘されてきた。 98年8月、鈴木宗男衆院議員をめぐる汚…

元森林開発公団理事が飛び降り自殺

現閣僚の首つり自殺というショッキングな事件から一夜明けて今日、毎日新聞がインターネット上で以下のニュースを報じている。 <緑資源談合>元森林開発公団理事が飛び降り自殺 横浜 5月29日11時38分配信 毎日新聞 29日午前5時15分ごろ、農林水産省所…

熊本県内の14業者が、松岡農水相に資金管理団体に献金

次のように毎日新聞が報じている。 <緑資源談合>熊本の工事受注14業者、松岡農相側に献金 5月26日19時56分配信 毎日新聞 農林水産省所管の独立行政法人・緑資源機構が熊本県の阿蘇北部で進めている「特定中山間保全整備事業」で官製談合の疑いがもたれて…

10日ほど前に松岡農水相の地元・熊本の事務所関係者で首つり自殺があったようだ

5月25日のライブドアニュースで、松岡農水相の地元の事務所関係者の首つり自殺について以下のように報じている。 松岡農水相 地元の事務所関係者が首つり自殺 2007年05月25日10時00分 日経新聞の地元版が小さく報じたくらいだが、先週末、熊本で松岡利勝農水…

松岡農水相の死亡ニュースが報じられた

現職の農相の自殺による死亡が確認されたとテレビニュースが報道している。 死亡確認は、午後2時ごろだと伝えている。

松岡農水相の自殺緊急報道

最近の日本の政治状況をみていると、なんともやり切れず、ここのところ、努めて古典や名作と言われる日本映画を観るようにしていたら、緊急報道で、松岡農水相の自殺報道が流された。 以下、インターネット上の毎日新聞から。 <松岡農相>首をつって自殺図…

野村芳太郎監督の「ゼロの焦点」を観た

野村芳太郎監督の映画「ゼロの焦点 [DVD]」は、松本清張原作。橋本忍、山田洋次脚本。川又昂撮影。 石川県能登金剛を舞台にした1961年製作のミステリー。松本清張の名作として名高いが、子ども時代に見た気もするけれど、うろ覚えで、はっきりとは覚えていな…

もう一言だけつけ加えていえば、教師集団の大切さを訴えたい

そして、もう一言だけつけ加えていえば、教師集団の大切さである。 一人ひとりの教師の力が大切であることは言うまでもないけれど、それでも一人ひとりの教師の力だけでは、それでは弱いことも事実である。やはり教師は、教師集団として、教育にあたらないと…

教師の願いに応えるような、一人ひとりに対する研修制度の充実を切に願う

学校の仕事以外の、あるプロジェクトが終わった感慨から、多少触れるつもりが、結局長々書いてしまったけれど、私のような英語教師も含めて、全国の学校で働く教師たちは、もっと教科教育に専念できる体制と、研修体制が与えられてしかるべきということが言…

ちょっと英語教師としての自分の経歴を振り返ってみた

私立大学附属校で、かけだしの英語教員になって3年目に、夏休みから年度末にかけて、アメリカ合州国に研修に行かせてもらった。これはもう26年も昔の話になるけれど、これが生まれて初めての外国旅行・滞在だった。サンフランシスコに6ヶ月滞在し、英語集中…

野村芳太郎監督の「影の車」を観た

松本清張原作で、野村芳太郎監督による映画「影の車」を観た。 もとより大胆なラブシーンが登場する芸風は私の好みに合わないが、この映画も、そうした一本であるから、どうしても辛くなる。 大人と子どもの視点に着目している点は、ねらいとしてよいのだが…

野村芳太郎監督の「張り込み」を観る

映画「張込み [DVD]」は、松本清張原作、野村芳太郎監督、橋本忍脚本による1958年の作品。 暑い暑い夏。強盗殺人犯人の片われが、今は三人の子どもがいるけちな銀行員の後妻になっている昔の恋人のところに接触しに行くのではないかという薄い期待感から、夜…

いい季節だから、できる限り、自転車に乗ろう

自転車に乗るには、5月はいい季節だ。 愛車のBD-3にはなるべく乗ってやりたいと思っているのだが。

熊井啓監督の「サンダカン八番娼館 望郷」を観た

できれば映画はたくさん見ようと思ってきたが、残念ながら時間が取れず、私自身これまでたくさんの映画を観ているわけではない。 高校時代は、映画祭のようなものがあって、山田洋次監督の寅さんと、名画や古典と言われている洋画の二本立てで、毎年、学校で…

「宙に浮いた年金」問題

社会保険庁が管理している年金保険料の支払い記録のうち、「宙に浮いた年金」が5千万件あるという問題が国会週番で浮上している。

教員の残業は毎日2時間

文科省の40年ぶりの調査によれば、教員の残業が2時間との調査結果が出たようだ。 以下、インターネット上の毎日から。 教員:公立小中高で1日2時間残業 文科省が勤務実態調査 公立小中高校の教員は1日平均で2時間前後の残業を行っていることが、文部科学…

新藤兼人監督の「裸の島」を観た

学生時代に、映画好きの、ある先輩から、新藤兼人監督の「裸の島 [DVD]」の話を聞いたことがある。その話から自然との闘いとしての労働や生活を基本に撮った映画であることが理解できた私は機会があれば観たいと思っていたのだが、その「裸の島」を先日よう…

高木敏子さんの「ガラスのうさぎ」を読んだ

高木敏子さんの「ガラスのうさぎ」が関東大空襲のことを描いた本であることは知っていたけれど、残念ながらこれまで読む機会がなかった。わが家ではすでに読んでいる家族がいて、我が家の書庫にあったから、そいつを引っ張り出して読んでみた。 高木さんの実…

「平和と改憲」について、「本当にこれでいいのですか」

「ガラスのうさぎ」を書かれた児童文学作家の高木敏子さんが、今朝の朝日新聞に、「平和と改憲 本当にこれでいいのですか」という一文を寄せられている。 その一文の冒頭で、石原慎太郎氏の脚本・製作による太平洋戦争の特攻隊員を描いた映画「俺は、君のた…

久しぶりにポタリングに出かけよう

久しぶりにバイシクルでお散歩に出かけたい。 どこの町並みにも、対向車がぎりぎり通れるような細い道路がある。車なら時速30キロで走らないといけないような道路で、道が交差する交差点では、そのいずれかに「止まれ」と書いてあるような道路だ。 これが、…

井筒和幸監督の「パッチギ! Love&Peaceラブ&ピース」は、今表現すべき内容をもった国際的な映画だ

前作「パッチギ」の続編ともいえる今回の[asin:B000MV9FMG:title]の作品のテーマとしては、難病にあっても、さらには戦争のような極限状況においても、そして差別的状況に置かれても、とにかく生きろというメッセージが座っている。そして何といっても家族愛…

教育関連3法案が衆議院を通ってしまった

毎日教育活動に忙しくて、ブログを書いている暇もない。 教育関連三法案については現場で関心は高いものの、残念ながら話題にする暇もなく、あれよあれよという間に、教育関連三法案が衆議院を通過してしまった。 修辞疑問で題名を書いたけれど、今回の三法…

昨年度、心の病による労災が過去最多となった

「心の病で労災 最多」という記事が朝日新聞に載っていた。 うつ病などの精神障害で労災認定を受けた人が、昨年度、205人にのぼり、これは前年度日1.6倍になり、過去最多となった。「景気回復の足元で労働者の健康がむしばまれている実態が浮き彫りになった…

全国学力テスト、町ぐるみで対策

全国学力テストの直前に町ぐるみで対策をとった町教委について朝日新聞が報じている。 その町教委とは、広島県北広島町教委のことで、「出題内容が類似した問題集を作成し、時間配分や解き方を児童・生徒に指導するよう町立の小中学校に指示していたことがわ…

あれよあれよという間に、ひどい法案が通過している

毎日の仕事で忙しく、ブログを書いている暇もないのだが、国会では、あれよあれよという間に、ひどい法案が次から次へと通過している。その一つが、イラク派遣の2年延長問題だ。 アメリカ合州国やイギリスですら、世界の世論は、イラク戦争に対する反省を深…