2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧
ミャンマー情勢に関するニュースがトップニュースとして流れているが、インターネット時代にふさわしく、さまざまな情報が現場からアップされている。CNNのi reportなどもそうした情報源のひとつ。 一方、ミャンマー国内では、インターネット上の情報にアク…
2006年度の高校日本史教科書検定で、沖縄戦での住民の「集団自決」について、「日本軍に強いられた」等の表現に、修正意見がつけられ、「集団自決」における軍の関与に関する記述が削除されていたことが今年3月に明らかになっていた。 昨日、沖縄で沖縄県民…
APF通信社の日本人カメラマン長井健司さんはミャンマー情勢取材中に、治安部隊によって至近距離から射殺されたことがニュースで流れている。長井さんはカメラを持ったままであった。
数日前に福田政権が発足した。
時津風部屋の17歳の力士が6月、稽古中に急死し、事故とされたが、傷だらけの遺体から刑事事件になりそうだとニュースが報じている。 死の前日に、実家に電話で「救出」を求めていたようだが、父親が「もうちょっと頑張れと言ってしまった」と悔やんでいると…
ここ数日、ミャンマーでの僧侶を先頭にした大規模な反軍政府デモが報道されていたが、これを取材中の日本人ジャーナリスト長井さんが流れ弾に当たって死亡したという悲報がニュースで流れた。
ということで映画「シッコ」を褒めたが、アメリカ合州国の保険業界、医療現場の医師の腐敗状況は眼を覆うばかりである。映画の中でカナダやイギリスの医師と比較していたが、もちろん、原因は個人にあるのではない。原因は、医療制度や政治状況にある。 最近…
医療や教育は、資本主義的市場原理には馴染まない。そもそも医療や教育は社会的に保障しなければならないものだ。そうすることが政治の仕事であるはずなのに、競争的市場原理が幅をきかせ、怪物的弱肉強食社会になっているアメリカ合州国では、莫大な利益を…
アメリカ合州国の人種差別について私たちはなかなか想像しにくいのだが、アメリカ合州国では、黒人にとってただ学校に行くだけのことが大変な時代が長く続いた。50年前に、軍隊がエスコートをして黒人学生たちがはじめて学校に行くことができた事件は公民権…
アオテアロア・ニュージーランドはネイピアの博物館で購入したNew Zealand: The making of a colony, 1815-1870 (Students' Bateman historical atlas)。これは、薄い本だが、なかなか面白い図解本だ。三冊のシリーズものになっていて、私は三冊とも入手した…
上で紹介したシリーズの第三弾。 第二次世界大戦、第二次世界大戦後の移民、その出身地、マオリの都市への転住、コハンガレオ、マオリ語の普及、学校等、図解形式で詳しい情報が大変わかりやすく示されている。 アオテアロア・ニュージーランドの入門資料と…
上で紹介したシリーズの第二弾。 副題にStudents' Bateman Historical Atlas 2とある。出版社は、David Bateman。 移民、土地所有、交通・通信網、移民の出身地、経済・産業、キングカントリー、第一次世界大戦等、図解形式で示されている。
今日はクラブ出張だった。
アオテアロア・ニュージーランドに滞在した際に購入した書籍がいくつかあるが、Claudia OrangeのThe Story of a Treatyも、そのうちの一冊だ。 これは、高校生や一般に向けに書かれたもので、80ページの薄いものだから、とても読みやすい。 1769年のキャプテ…
フィリマコ・ブラックのKura Hunaは、伝統的なマオリの音楽を、再発見するかのようなレコーディングで仕上げられた一枚だ。 Te Kura Hunaは、the hidden treasuresという意味。つまり、「隠された宝物」ということだ。 フィリマコ・ブラックの2005年の4枚目…
今朝の朝日新聞に、編集委員・安井孝之氏の書かれた「内部通報、暗い告げ口ではない」という面白い記事が載っていた。 少し長くなるが、全文を引用しておきたい。 北海道の人気土産「白い恋人」が店頭から消えて、1カ月以上過ぎた。製造・販売する石屋製菓…
これはフィリマコ・ブラックによるジャズボーカルのアルバムだ。 定番のジャズスタンダード曲が少なくないけれど、それをマオリ語で唄っていることが味噌だ。 たとえば、Georgia On My Mind。 タイトルは、Hōria/Georgia On My Mindとなっている。 これは、…
平和資料館など、骨組みがつくられている場面が見られるなど、被爆後7年くらいしか経っていない広島の町が撮影されている。 乙羽信子、宇野重吉らが出演している。なかでも滝沢修が素晴らしい。 1952年の作品。
Solasの”Reunion: A Decade of Solas (W/Dvd) (Dig)”を入手した。 Solasはアメリカ合州国のアイリッシュ系のバンドで、アコースティックが好きな人には是非聞いてもらいたいバンドのひとつだ。 Reunion: A Decade of Solas (W/Dvd) (Dig)はSolasが10周年を記…
以前よく自転車に乗っていた頃、地元といっても少し離れているのだが、その漁港まで自転車に乗って出かけ、昼ごはんとして刺身定食を食べて自宅に戻って来るという遊びをよくしていたことがあった。ときにこれに温泉がつく場合もあった。 今日は久しぶりにそ…
陶竽(Taoze)の「太美麗」(Beautiful)を入手した。 陶竽(Taoze)もしくはDavid Taoの名前は、HMVの棚で見るようになってきたけれど、これまでリリースされたCDが全部その棚に並んでいるわけではない。インターネット上のAmazonでは、いまだにDavid Taoは検索で…
二年以上前に、アオテアロア・ニュージーランドのニュープリマスの博物館で買い求めたフィリマコ=ブラック(Whirimako Black)の"Hohou Te Rongo"というアルバムがある。 これは、Whirimako Blackにとっての二枚目のアルバムで、タイトルのhohou rongoは、マ…
三谷幸喜監督の「みんなのいえ スタンダード・エディション [DVD]」を観た。 これは実にいい映画だ。 出演者はみな好演している。とくに、唐沢寿明、田中邦衛、田中直樹がいい。 三谷幸喜監督の作品でいえば、私は映画よりもどちらかといえば、香取慎吾が出…
インド洋での給油問題がうまく継続できなければ職を賭すと決意表明していた安倍首相のニュースを聞いていた私は、首相の意思は、国民の要求とは随分とかけ離れていると思っていた*1。首相の所信表明演説も、魅力あるものではなかった。そのことをブログに書…
新藤兼人監督の「午後の遺言状」を見た。 杉村春子、乙羽信子の主演だが、観世栄夫などの脇役もいい。 杉村春子扮する森本蓉子が川からひろってきた石を乙羽信子扮する豊子が捨てる場面など、ほのぼのとしたユーモアがある。足入れ式という儀式をはじめて知…
映画「夕凪の街 桜の国」を観た。 この映画の原作は、こうの史代さんの漫画である。 麻生久美子、藤村志保、堺正章さんらが好演していた。
フィリマコ・ブラックのCDなどを聞くときに、マオリ語初級者の私が引くのが、The Reed Dictionary of Modern Maoriだ。 これは、ワイカト大学(The University of Waikato)でマオリ語(te reo Maori)を習った講師から推薦してもらった辞書。 karakia, aroha, …
マオリ関係の書籍といえば、Reed出版は有名な出版社のひとつ。 マオリの地名の意味を知るには本書がお薦めだ。 これは初めてクライストチャーチを訪れたときに買い求めたもの。 ニュージーランドを旅する人にとくに薦めたい。 たとえば、ロトルア(Rotorua)だ…
小林正樹監督の映画「人間の條件」の第一部から第四部までの作品を高く評価したことは前に書いた。 続きの第五部と第六部を見たが、第一部から第四部までの水準から比べると、室外でのロケが多いせいだろうか、設定の仕方が丁寧でないせいなのか、作り方が荒…
先の参議院選挙(神奈川選挙区)で初当選を果たした小林温(自民党)参議院議員が昨日辞職した。 小林議員は「秘書の無実を信じる」としているが、辞任の理由は、日当買収の選挙違反事件の責任をとってのことと見られている。 大学生24人が、公職選挙法違反…