2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

渥美清さんの仕事場

朝日新聞に「寅さんの伝言」という「男はつらいよ」映画に出演した男優・女優さんが、渥美清など映画を語るコラムがある。 29日付のコラムでは、俳優で渥美清の付き人をしていた石井愃一さんが渥美清さんの仕事ぶりについて語っている(大衆文化担当・小泉信…

井上ひさし作「闇に咲く花」を観た

井上ひさし作、栗山民也演出のこまつ座公演「闇に咲く花」を観てきた。 この舞台を見るのは、2回目。 さまざまな要素が織り成してドラマが展開していくのだが、テーマのひとつに、神道があり、神社という場をめぐっての対立・葛藤が描かれる。たとえば、キリ…

「男はつらいよ」第27作「浪花の恋の寅次郎」を観た

新米英語教師の頃に多分リアルタイムで観た「浪花の恋の寅次郎」を再び観た。 マドンナは美人芸者ふみ役の松坂慶子さん。脇を、正司照枝・花江・芦屋雁之助・笑福亭松鶴・大村崑らが固める。 もともと関西・大阪が苦手の寅次郎が、美人芸者に惚れて惚れられ…

巨大建築

昨日の新聞だが、The Asahi Shimbun Globeに「巨大建築」の特集があった。 地震予測に関心が高まる昨今に巨大建築は時代の最先端なのか、時代遅れなのか。おそらくこれからますます「高層嫌い」になる傾向は強まるのではないか。個人的意見としては強まって…

黒澤明監督の「八月の狂詩曲」を初めて観た

黒澤明監督の「八月の狂詩曲」を初めて観た。 元教師のおばあちゃん(村瀬幸子)の人格、そしてクラーク役のリチャード・ギアの誠実な人格(a man of integrity)、そして子どもらしい子どもたちと、親の世代の俗っぽさの比較が面白い。 黒澤明を尊敬するリチ…

ドキュメンタリー映画「チェルノブイリハート」を初めて観た

マリオン・デレオ監督・プロデューサーのドキュメンタリー映画「チェルノブイリハート」を初めて観た。 原発の恐ろしさ、放射能汚染の恐ろしさをあらためて教えてくれるこのドキュメンタリ―映画を涙なしに観ることはできない。

花見の季節だけれど

花見の季節だけれど、なかなかそんな気分になれない。 忙しい生活の中、自転車でのポタリングをこれまで楽しみにしてきたけれど、そんな気持ちもしない。 食生活ではなんと言っても魚が好きなのだが、海洋汚染を思うと、気がすすまない。 野菜やキノコ類が大…

韓国の古里原発で事故隠しが発覚

「韓国の原発で最も古い釜山市の古里原発。原発を運営する公営企業に対し、隣り合わせて暮らしている集落の住民が、集落ごと集団移転を求めて騒動になっている。全電源喪失とその事故隠しが発覚し、住民の不安が高まっているからだ。日本の東京電力福島第一…

閣僚会合で、再稼働基準案を了承

「野田政権は5日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)を再稼働させる条件となる安全対策の暫定基準の骨子を了承した」と4月6日の朝日新聞が伝えている。 原発再稼働の安全性判断基準骨子 (1)地震・津波による全電源喪失の進展を防ぐため以下につ…

放射能汚染水12トン、海へ流失の可能性

4月5日の朝日新聞夕刊は、「福島第一原発で放射能汚染水の浄化処理で出る廃液がホースから漏れた」と東京電力が5日に発表したと報じている。 水漏れは止まったが、排水溝から一部が海に流れた可能性が高いという。漏れた量は約12トンとみている。3月26日も近…

映画「きょうを守る」

山梨県立大学国際政策学部4年の菅野(かんの)結花さん(21)が、震災後、「菅野さんが高校卒業までを過ごした岩手県陸前高田市に入り、自宅があった場所や避難所、仮設住宅でカメラを回し、母や同級生、その家族らへのインタビューを重ね」、映画「きょうを…

福島に帰宅不可能域

4月4日の朝日新聞によると、政権は「東京電力福島第一原発事故で立ち入りを制限している警戒区域の中に、将来にわたり住民が帰宅できない区域の設定をしていることがわかった」、「復興相、県に打診」と伝えている。 帰宅できない区域を新たに設けるのは、先…

浜岡原発再稼働に、さらに「壁」

「内閣府の検討会が南海トラフ沿いの巨大地震で、中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)付近で最大21メートルの津波の想定を示したことを受け、経済産業省原子力安全・保安院は2日、この想定に基づいて津波の影響を評価して16日までに報告するよう中部電力に指…

大飯原発再稼働、判断見送り

野田政権は、関西電力大飯原発3、4号機を再稼働させる政治判断を先送りする方針を固めたと4月3日の朝日新聞が伝えている。 福井県に隣接する京都府や滋賀県の反発が強いことを配慮しての判断だという。 野田政権が、原発再稼働に慎重な姿勢に転じ始めた。野…

蜷川幸雄演出の「シンベリン」を観てきた

阿部寛、大竹しのぶ、窪塚洋介、勝村政信、浦井健治、瑳川哲朗、吉田鋼太郎、鳳蘭と、豪華キャストによるシェイクスピア劇「シンベリン」を観てきた。 演出は蜷川幸雄。 休憩15分を含んで、第一部・第二部構成で、3時間25分。

津波、最大34メートルを想定

今日の朝日新聞で、内閣府が設けた有識者の検討会が、南海トラフ沿いの巨大地震について新たな想定をまとめたと報じている。 それによると、地震が震度7の大きさで起きる可能性のある地域が「10県153市町村」に及び、「面積で従来想定の23倍に拡大」、「最大…