2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「関電、歴代首相に年2000万円」

昨日の朝日新聞に関電の元副社長の内藤千百里さんのインタビューが一面に載っていた。 副タイトルとして、「計7人 72年から18年献金」とある。 「内藤氏が献金したと証言した7人の元首相側は取材に対し、「そのような事実はないと思う」「わからない」などと…

「ニッポンには対話がない」を読んだ

本書は劇作家の平田オリザさんとフィンランドに詳しい北川達夫さんとの対談をまとめたもので、俺には面白く読めた。 序の「教え込むことの誘惑」では、「教える立場の人間が、「教え込むことの誘惑」を抑えることができるか」が強調されている。 「善意と熱…

「明日戦争がはじまる」

「明日戦争がはじまる」という詩がインターネット上で話題になっているという記事を昨日の朝日新聞(夕刊)で読んだ。この詩は詩人の宮尾節子さんの作品で、「明日戦争がはじまる」という詩の存在を私は初めて知った。 この詩を読んでわたしは、陸井三郎氏の…

野中広務氏が集団的自衛権を批判

7月6日(日)19時59分配信の朝日新聞デジタル版が以下報道している。 閣議決定は「暴挙」、野中広務氏が批判 集団的自衛権 元自民党幹事長の野中広務氏(88)が6日、名古屋市内で講演し、安倍内閣が集団的自衛権の行使を認めるため、憲法解釈を変える閣議決…

平田オリザ「演劇入門」を読んだ

平田オリザさんの「演劇入門」を面白く読んだ。 キーワードで面白いと思ったものをランダムに書き留めてみると…。 「テーマ」「セミパブリックな空間」「観客の想像力」「作品冒頭における自然な形での問題提起」「内部と中間と外部の比率」「情報量の差」「…

「つるべ寄席 〜若手台頭〜」を聞いてきた

とくに笑福亭鶴瓶のファンということもないのだが嫌いということもない。 先日終わってしまったタモリさんの「笑っていいとも」などで普通に笑福亭鶴瓶を見ていた。 落語といえば、志ん生をリアルタイムで見てきたわけではないが、俺の場合は、なんといって…

「話し言葉の日本語」を読んだ

井上ひさしさんと平田オリザさんの対談を本にした「話し言葉の日本語」を読んだ。 全体として面白く読めたが、個人的には、「戯曲の構造と言葉」「戯曲の組み立て方」「こうして最初の「せりふ」が生まれる」「生きる希望が「何を書くか」の原点」がとくに面…

ニュースペーパーを観てきた

集団的自衛権が閣議決定された日にニュースペーパーを観てきた。 安倍晋三首相の物まねがすごかった。 皇室者ものも面白かった。 現代日本は、悲劇を喜劇的に演じている。悲劇も喜劇もその境がなくなってしまった。 笑うしかないのだが、笑ってもいられない…