2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「希望の先に待っているのは ゴールデン街の小池氏評」

以下、朝日新聞(2017年9月30日15時46分)から。小泉信一編集委員。 ■酒場で 2017衆院選 インテリを扇風機に例えて皮肉ったのは劇作家の寺山修司だった。「まわっているけど、前進しない」。さて、小池百合子・東京都知事が結成した「希望の党」。旋風が…

「「ニュース見てると腹が立つ」 解散表明の夜、酒場では」

以下、朝日新聞(2017年9月26日11時38分)から。小泉信一編集委員。 ■酒場で 2017衆院選 25日午後6時、北九州市小倉駅南口近くの焼き肉酒場「白頭山 駅前店」。店内のテレビに安倍晋三首相の姿が映し出された。 さあ、首相が解散を発表するぞ。その瞬…

「少しばっかり頭がいいばっかりに、お前なんかの、何倍もの悪いことをしとる奴がうじゃうじゃいる」(坪内散歩先生)

佐藤オリエさんがマドンナ役の「続・男はつらいよ」(第2作)は、山田洋次監督の傑作である。 車寅次郎が、葛飾商業で英語を習った恩師・坪内散歩先生(東野英次郎)。いまは坪内英語塾の先生として子どもたちを英語を教えている。 坪内先生の娘の夏子(佐藤…

「「ただ選挙に勝てばいいのか」 民進の希望合流に失望感」

以下、京都新聞(9/28(木) 23:54配信)より。 民進党の前原誠司代表が、事実上解党し、小池百合子代表の「希望の党」に合流する意向を示したことを受け、既存の野党4党による共闘を呼び掛けていた京都の市民団体に失望や困惑が広がった。 「安倍政権の改憲…

争点は自民党か希望の党かではない、壊憲勢力をいかに少なくするかだ

今回の政治をめぐるさまざまな動きは、小泉元首相、安倍首相、小池都知事、そして前原誠司民進党代表、その他もろもろの、国民の要求を蚊帳の外に置きたい壊憲勢力の願い(それこそ悪だくみ)が一致した田舎政治のようにみえて仕方がない。 権力側は、よほど…

希望の党は、はたして国民の権利を擁護する党なのか

さらに、小池都知事も、「都民ファースト」と言いながら、東京都民のことを第一に考えているようにはみえない。言葉とは裏腹に、東京都民のことは二の次なのだろう。これは無責任ではないのか。「希望の党」は、原発ゼロ政策以外は、自民党とほとんど変わら…

国民のことはそっちのけ、これほどひどい解散もない

英語教師としても不勉強の誹りは免れないが、俺は英語の教師だったから、専門的に政治を述べることはできない。 だが、みずからの幸せもふくめて、国民が幸せになるために、一人の市民として、日本の政治と私たちの暮らしの豊かさについて考えてこざるえをえ…

「衆院選2017 小池氏 理念は? 「原発」「改憲」発言揺れ」

以下、毎日新聞(2017年9月28日 東京朝刊)より。 「しがらみのない政治を」「日本をリセットする」−−。27日の「希望の党」結党記者会見でそう強調した東京都の小池百合子知事は、過去に五つの国政政党に所属し「政界渡り鳥」と呼ばれてきた。政治理念が見…

「<毎日新聞世論調査>安倍首相の冒頭解散「評価せず」64%」

以下、毎日新聞(9/28(木) 7:00配信)より。 <毎日新聞世論調査>安倍首相の冒頭解散「評価せず」64%首相の解散判断に対する評価 ◇「議席増望む」は「野党」49%に「与党」34% 毎日新聞が26、27両日に実施した全国世論調査では、安倍晋三首相が…

「安倍首相 会見の「国難突破解散」 国難は「ボク難」?」

以下、毎日新聞(2017年9月27日 21時36分(最終更新 9月28日 08時39分))より。 その言葉に驚いた人も多かっただろう。安倍晋三首相が25日の記者会見で口にした「国難突破解散」。大義なし、自己都合という世間の衆院解散への批判に、少子高齢化と北朝鮮の…

「解散権「制限した方がよい」54% 朝日新聞世論調査」

以下、朝日新聞(2017年9月27日22時06分)から。 朝日新聞社の全国緊急世論調査で、首相の判断でいつでも衆院の解散ができる解散権のあり方について尋ねたところ、54%が「制限した方がよい」と答えた。「今のままでよい」は31%だった。 支持政党別にみ…

「解散理由「納得しない」70% 朝日新聞世論調査」

以下、朝日新聞(2017年9月27日22時05分)から。 安倍晋三首相が28日に衆院を解散すると表明したことを受け、朝日新聞社は26、27日に全国緊急世論調査(電話)を実施した。消費増税分の使い道を変えることの「信を問う」という解散理由に「納得しない…

トランプ大統領の実際の発言と通訳者を介しての“発言”

支持するかどうかという政治的立場の違いはあっても、口汚くののしるトランプ大統領の下品な発言自体と野卑な発言の仕方はアメリカ合州国内では周知の事実である。 しかし、海外では、どれほど実態が知られているのか。 間接的には、トランプ大統領の発言に…

9月24日放映の「林先生が驚く初耳学」

「今でしょ」の流行語で有名になりタレントとなった予備校講師の林修先生。 その林先生の9月24日放映の「林先生が驚く初耳学」をたまたま観た。 とくに林先生のファンでもなかった私は、林修氏の適切で的確なコメントに心底驚いた。 番組では、英語ぺらぺら…

「トランプ氏 国歌問題で「クビ」発言 NFL選手ら抗議」

以下、毎日新聞(2017年9月25日 11時31分(最終更新 9月25日 13時10分))より。 【ワシントン高本耕太】米プロフットボールNFLで、警察の人種差別などに抗議する意思表示として試合前の国歌斉唱の際、起立せず片膝をつく行動が急速に広がっている。こうし…

物議を醸しだしたトランプ大統領のNFLに対する発言

以下は、イギリスのガーディアン。 https://www.theguardian.com/sport/2017/sep/22/donald-trump-nfl-national-anthem-protests 次は、The Daily Showから。 ドナルド・トランプ大統領は国と国旗に対する不敬に対するコメントだと言っているが、トレバ―・ノ…

「黒人への暴力に抗議の米NFL選手たち トランプ氏に反発」

トランプ大統領が、NFLの選手たちに対して、国歌演奏時に国旗に対して膝をつく選手は首にしろと罵った。 用いた言葉も、SOBという罵りコトバだから、大問題になっている。 以下、BBC( 2017年09月25日)から。 <写真>米アメフト試合前の国歌演奏で膝をつき…

「円生と志ん生」を観てきた

「円生と志ん生」は前に観たことがあるが、「円生と志ん生」を観てきた。 前回は、円生役に辻萬長さん、志ん生役に角野卓造さんだった。今回は、円生役に大森博史さんが、志ん生役にラサール石井さんが演じた。 前回は10年前。この舞台を観たが、初演は12年…

冷戦下の民間防衛"Duck and Cover"

米ソの冷戦時代の1950年代、アメリカ合州国は、ソ連の原爆に対する対策として、"duck and cover"という標語が使われた。いわゆる民間防衛として、「しゃがんで、覆う」というものだ。放射能もその分防げると考えた。 1950年代の"Duck and Cover"は、今では笑…

コリン・キャパニック(Colin Kaepernick)選手の国歌に対する行動

アメリカ合州国でのアメリカンフットボールの人気は言うまでもなく圧倒的だ。 もう1年前の事件になるが、サンフランシスコ・フォーティナイナーズのクォーターバックのコリン・キャパニック(Colin Kaepernick)選手の抗議行動を初めて知った。 彼は、国内の…

Donny Hathawayの"Never My Love: The Anthology"

Donny Hathawayの"Never My Love: the Anthology"がようやく届いた。 以下の構成で4枚組。 Disc 1: Favorites Disc 2: Unreleased Studio Recordings Disc 3: Live at The Bitter End, 1971 All Previously Unreleased Performances Disc 4: Roberta Flack &…

岡本太郎の「自分の中に毒を持て」を読んだ

岡本太郎の自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫)を読んだ。 その冒頭からしてすごい。 人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自在…

ハリケーン・イルマ

昨日のニューヨークタイムズのハリケーン・イルマの記事を今朝読んだ。 記事に張り付けられていたドローンによる動画で、マイアミビーチがもぬけのカラになっている様子を映し出しているショートムービーをみた。ハリケーン・ハーヴィーによる甚大な被害があ…

映画「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」を観てきた

沖縄が生んだ不屈の政治家・瀬長亀次郎のドキュメンタリー映画。 TBSの佐古忠彦初監督作品。佐古監督は、TBSのNEWS23でキャスターとして筑紫哲也の薫陶を受けたキャリアをもつ。 音楽は、坂本龍一。語りは、山根基世・大杉漣。 たいへん丁寧なつくりで、監督…

Neil Youngの”Hitchhiker”

リリースされずお蔵入りとなった1976年に録音されたNeil Youngのアルバム”Hitchhiker”が、明日リリースされる。未発表曲“Hawaii” “Give Me Strength”を含む、以下が収録曲となっている。 録音は、カリフォルニア州ロサンゼルスのマリブのインディゴスタジオ…

ミズーリ州への旅に関する全米黒人地位向上団体からのアドバイス

同じく、ニューヨークタイムズ(9月2日)の”TIMES INSIDER” (By Marie Tessier and Julia Simon Sept.2, 2017)から。 全米黒人地位向上団体によるアフリカ系アメリカ人に対するミズーリ州への旅行警告を報じた記事に対する声。”TN.A.A.C.P. Issues Travel Ad…

ハリケーン・ハーヴィーの被害

以下は、CNNから。被害状況を動画で見ることができる。 http://edition.cnn.com/2017/09/04/us/hurricane-harvey-from-corpus-christi-to-houston/index.html ニューヨークタイムズ(9月2日)の”TIMES INSIDER” (By Marie Tessier and Julia Simon Sept.2, 2…

映画「コスタリカの奇跡〜積極的平和国家のつくり方〜」を観てきた

映画「コスタリカの奇跡〜積極的平和国家のつくり方〜」を観てきた。 原題は、"A Bold Peace"。 2016年、アメリカ/コスタリカ製作。

ミシシッピを書き続ける作家ジャズミン・ウォード

ハリケーンカトリーナの抒情的小説“Salvage the Bones”を書いて、2011年全米図書賞(2011 National Book Award)を受賞したジャズミン・ウォード(Jesmyn Ward)。 雑誌タイムを眺めていたら、彼女の小説"Sing, Unburied, Sing"が話題になっていた。 ミシシ…