外国語教育

外国語の授業の組み立て方

ついでに言うと、以上のような指導体制がしっかりしていれば、例えば、文法を教え、翻訳しながら指導するという例の伝統的指導方法であるグラマートランスレーションメソッドでも、私は全く問題ないのではないかと思う。告白すると、基本的に私はグラマート…

マオリ語の授業を初めて受けて、少し考えた

月曜日の応用言語学の授業での問題提起は、文法は外国語の言語習得に必要か否か、必要なら、どの時期にどの程度、教えるべきかというようなことだったが、これに答えるのに、マオリ語の授業での経験が役立ちそうだ。 マオリ語という全く新しい言語を今週2回…

母語を話す権利、言語権は重大な課題ではないのか

私の大学選びはいよいよ佳境に入っているが、もし間に合うならワイカト大学(The University of Waikato)にしようと思い始めている。 理由はいくつかあって、ひとつはワイカト大学(The University of Waikato)にもTESOLがあること。先住民族マオリのことを…

大言語・英語を教えるという仕事のもつ意味

それにしても、多くはないか、日本に来る場合、英語を教えるというパターンが。生まれながらにして英語を母語にしている人はきっと幸運なのだろう。甘い日本人に英語を教えて多少の金になるのだ。言語を教える資格がどれほどあるかわからないのに、英語を話…

広大な英語文化圏に対して、アジア文化圏の連帯は大丈夫か

こうした一大英語文化圏の存在を旅をしながら身体で実感してくると、私の中にアジア人としてのナショナリズム意識が頭をもたげてくることを否定できない。個人的なことを言っているわけではないのだが、イギリス系が世界を牛耳っているのを見るにつけ、さら…