韓国

韓国政府、金大中事件への関与を認める

今朝の朝日新聞が、金大中事件への韓国政府の関与を認めたと報じている。 金大中事件とは、1973年8月8日、当時、日本で民主化運動をしていた金大中氏が、東京都内のホテルから白昼連れ去られ、5日後に、ソウルの自宅近くで解放された事件であるが、この拉致…

韓国のEnglish Village

韓国で英語教員をやっていた経歴をもち、今はニュージーランドに子どもと一緒に移住した女性とワイカト大学(The University of Waikato)で友人になり、彼女から韓国の英語教育についてニュージーランドで話を聞いたことがある。そのときは、韓国の英語教育…

イラク戦争に反対する世界の声

イラク戦争開始3年目にあたり、世界からイラク戦争への抗議の声があがっている(”Global protests on Iraq anniversary”)。 イラク戦争が開始されて3年。 反戦・抗議をおこなう人々がこの日曜日ソウルの街頭に集まり、アメリカ合州国主導のイラク侵略戦争に対…

日中・日韓の文化交流の中で歴史表現の新たな模索がされている

「日本の侵略と植民地支配という重い過去を今なお背負って」いる日中や日韓の文化交流が、いかにあるべきか、1月9日付けの朝日新聞で紹介していた。「越境する文化」「時空をこえて」というシリーズだ。 たとえば、「抗日戦争勝利の記念行事が中国各地でおこ…

韓国・中国への親近感が下降している

靖国神社参拝問題で、今年は、日中関係が最悪になっている。 12月25日の朝日新聞にも、「中国・韓国への親近感」が「急降下」という記事が出ていた。 内閣府の「外交に関する世論調査」によるものだが、いわゆる韓流ブームで韓国への親近感が増す傾向にあっ…

「未来をひらく歴史」を読み始める

注文していた高文研の「未来をひらく歴史―日本・中国・韓国=共同編集 東アジア3国の近現代史」が届いた。 日本、中国、韓国の研究者が共同で執筆し、三国で同時発売されるという。 まだ斜め読みだが、なかなか興味深い。 とにかく、小泉首相の靖国神社参拝問…

韓国・中国から日本への旅行者が減少している

反日感情の高まりから、韓国・中国から日本への旅行者が減少していると朝日新聞が報じている。 韓国からは、昨年の1ヶ月平均よりも2割前後減っていて、中国からは、3割〜5割減るという見通しのようだ。

大事な歴史意識と政治意識が抜ける日本

もうひとつ興味深かったのは、日本文化論が専門の中国人女性研究者によるものだ。 日本でも中国でも、ここ数年韓国ドラマが人気だという。日本ならもちろん韓国KBSテレビの「冬のソナタ」とくるところが、中国では、同じ韓国KBSのドラマでも、「明成皇后」(…

足を踏みつけた側が、痛くない、問題ないと言っている

昨日の朝日新聞で、日韓問題について、韓国人・中国人研究者らによる意見を読んで、大変興味深かった。 ひとつは韓国の若手国会議員によるもので、韓国の最近の反日感情の高まりの原因は日本側に責任があるとして、「日本が侵略戦争の被害者である韓国の傷跡…

人気ドラマの「冬のソナタ」をインターネットでチェックしてみた

韓国では、長い間、日本語による歌謡曲や文化は厳禁だったから、ずっと文化交流が閉ざされていたけれど、文化から入るというのはいいことだ。 「冬のソナタ」の人気ぶりはものすごいようで、2003年11月にはキネマ旬報から、「冬のソナタで始める韓国語」なん…

新時代のアジアの交流が求められている

「冬のソナタ」は残念ながらこれまで眼にしたことはないけれど、とくにワールドカップ以来日韓の交流がすすんでいることは大きな前進だと感じている。 それでも、日韓の歴史における「36年」という数字のもつ意味。これを聞いて、日本人がぽかんとしているよ…