Education

「防衛省、「いずも」空母化検討 専守防衛反する恐れ」

以下、朝日新聞デジタル版(2017年12月27日05時00分)から。 防衛省が、海上自衛隊最大のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」を空母に改修し、航空自衛隊がステルス機能を持つ最新鋭戦闘機F35Bを導入し搭載する検討に入ったことがわかった。日本は憲法9条…

「(インタビュー)フェイクとどう闘うか 歴史学者、デボラ・E・リップシュタットさん」

以下、朝日新聞デジタル版(2017年11月28日05時00分)から。 「ポスト真実」の時代と言われる。事実より信条や感情へ訴えるウソの方が世論形成に大きく影響するといわれる状況に、どう立ち向かえばいいのか。ホロコースト(ユダヤ人虐殺)否定者と法廷で闘っ…

「加計学園の獣医学部、認可へ。前川氏は反発、その理由は…」

少子化傾向にある日本。教育立国の日本。 大学設置にあたっては、内容も段取りも、きちんとしなければならないことは当然である。 少しの皮肉をこめていえば、学部・学科の設置に関する、私学をみつめる文科省自身の眼には、たいへん厳しいものがある。 加計…

トランプ大統領の実際の発言と通訳者を介しての“発言”

支持するかどうかという政治的立場の違いはあっても、口汚くののしるトランプ大統領の下品な発言自体と野卑な発言の仕方はアメリカ合州国内では周知の事実である。 しかし、海外では、どれほど実態が知られているのか。 間接的には、トランプ大統領の発言に…

9月24日放映の「林先生が驚く初耳学」

「今でしょ」の流行語で有名になりタレントとなった予備校講師の林修先生。 その林先生の9月24日放映の「林先生が驚く初耳学」をたまたま観た。 とくに林先生のファンでもなかった私は、林修氏の適切で的確なコメントに心底驚いた。 番組では、英語ぺらぺら…

「(耕論)「子どものため」って?」「生き様を見せることこそ 美輪明宏さん」

以下、朝日新聞デジタル版(2017年8月30日05時00分)から。 3人の「耕論」だが、引用は、美輪明宏さんだけ。 「子どものため」って大人はよく言うけれど、本当だろうか。有無を言わさずに子どもを方向づけ、小学校でも道徳を教科にして大人が評価するように…

「教科書 慰安婦言及 灘中など採択学校に大量の抗議はがき」

以下、毎日新聞2017年8月8日 18時33分(最終更新 8月8日 20時40分)より。 慰安婦問題に言及する歴史教科書を採択した全国の国立、私立中学校のうち判明しただけで11校に昨年、内容が「反日極左」だとして採択中止を求める抗議のはがきが大量に送られていた…

「社説 灘中への教科書採択抗議 教育現場をおびやかすな」(毎日新聞)

以下、毎日新聞(2017年8月18日 東京朝刊)より。 教育現場に特定の主張を押しつけるような、危うい風潮を感じる。 教科書検定に合格した歴史教科書を採択した神戸市の私立灘中学校に対し、圧力まがいの抗議が寄せられていたことが判明した。従軍慰安婦を巡…

「慰安婦記述の教科書 採択中学へ抗議 波紋」

すでにこのブログでも触れたが、中学校の教科書採択問題を朝日新聞が報じた。 朝日新聞の取材によれば、灘中の校長先生は、「議員からは問い合わせがあっただけで、関係は良好だ。現在ははがきでの抗議も沈静化している。静観してほしい」と話されているとい…

「教員の長時間労働、深刻 中学の6割「過労死ライン」」

以下、朝日新聞デジタル版(2017年5月1日06時00分)から。 公立小中学校の教員の勤務時間が10年前と比べて増えたことが28日、文部科学省の調査で分かった。授業の増加が主な理由とみられ、教諭の場合は1日あたり30〜40分増え、11時間以上働いてい…

「灘中に「教科書なぜ採択」盛山衆院議員ら問い合わせ」

以下、神戸新聞NEXT(8/4(金) 7:31配信)より。 私立灘中学校(神戸市東灘区)が採択した歴史教科書を巡り、自民党の盛山正仁衆院議員(63)=比例近畿=や和田有一朗・兵庫県議(52)=神戸市垂水区=が同校に「なぜ採択したのか」などと問い合わせてい…

「教え子の死、上手に叱る温かさがあれば…… 悔やむ担任」

以下、朝日新聞デジタル版(2017年4月26日05時06分)から。 ■小さないのち 大切な君 3月下旬の早朝だった。「生徒が亡くなった。すぐ学校に来てほしい」。兵庫県立高校に勤めていた男性教師は十数年前、校長からの電話に手が震えた。生徒指導で関わっていた…

「学びとは何か ー<探求人>になるために」を読んだ

今井むつみ著「学びとは何か――〈探究人〉になるために (岩波新書)」を面白く読んだ。

尾木直樹著「取り残される日本の教育」を読んだ

教員生活44年の尾木直樹さんの「取り残される日本の教育 わが子のために親が知っておくべきこと (講談社+α新書)」を読んだ。 「フィンランドの競争のない教育」「一人の落ちこぼれも出さず、国民全体の教育水準を引き上げること」から学ばないと、日本の教育…

「心の教育も指導者の役割」

サッカーを追いかける時間がないので、湘南ベルマーレのチョウ監督を知らないが、「心の教育も指導者の役割」という記事を読んで、好感をもった。 こうしたことを強調しなければならないこと、こうした意見がどうやら主流の意見ではないことが、現在の日本が…

「明大院教授を懲戒免職 司法試験問題を漏洩」

以下、朝日新聞デジタル版(2015年9月11日20時07分)から。 明治大学は11日、司法試験の問題の一部を漏洩(ろうえい)したとして国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで告発された同大法科大学院の青柳幸一教授(67)について、12日付で懲戒免職にする…

「「加害者の自覚」教育で」 

以下、朝日新聞デジタル版(2015年9月11日05時00分)、「DV防止法15年」の「下」から。 ■勇気出し提案、夫の態度に変化 関東地方に住む男性会社員(41)は7年ほど前、妻(53)からこう切り出された。 「あなたのしていることはDVです。ここに行っ…

「模範解答、教え子に見せる 答案、似た表現 漏洩疑惑の教授」

以下、朝日新聞デジタル版(2015年9月9日05時00分)から。 今年の司法試験で、問題の作成などを担当する考査委員を務めていた明治大学法科大学院の青柳幸一教授(67)が問題内容の一部を漏洩(ろうえい)したとされる事件で、青柳教授が自ら作成した模範解…

「97歳「共育」問い続ける 教育研究者・大田堯さん」

以下、朝日新聞デジタル版(2015年9月5日05時00分)から。 安全保障関連法案が突きつけられた戦後70年の夏、学びを変えることから命と平和に向き合おうと説き続ける老学者がいる。97歳の大田堯(たかし)さん。上からの「教育」から、対話による「共育」…

「高校野球論 弱者のための勝負哲学」を読んだ

野村勝克也氏の「高校野球論 弱者のための勝負哲学 (角川新書)」を面白く読んだ。 以下、印象に残った言葉をランダムにノートをとってみた。 失敗と書いてせいちょう(成長)と読む(野村克也) 人間的成長なくして、技術的進歩なし(野村克也) この言葉は…

「インテリ嫌いの寅だけど」

以下、朝日新聞デジタル版(2015年8月20日05時00分)の「教養なんていらないの?」欄から。 記事の中の「実生活の役に立たない学問を小馬鹿にする寅は、国立大学の人文社会系学部の廃止や転換を求める文部科学省と一見、相通じるものがある」というくだりが…

「安倍政権を笑い倒す」を読んだ

松元ヒロ氏と佐高信氏の対談「安倍政権を笑い倒す (角川新書)」を読んだ。 大昔に読んだ飯沢匡氏の「武器としての笑い (岩波新書)」のことが紹介されていたり、未読だが、南伸坊「笑う漱石」(七つ森書館)が紹介されていて面白かった。 間接的な引用なので…

「尾木ママの7つの人生力」を読んだ

「尾木ママの7つの人生力――ありのままに、今を輝かせる力」を読んだ。 「楽しむ力」「言葉の力」「聴く力」「失敗する力」「認める力」「寄り添う力」、そして「感謝する力」を「7つの人生力」として、説得力をもって、かつ大変面白く書かれている。 本書を…

「大阪府教育長が辞職表明 部下へのパワハラ問題」

大阪府の中原徹教育長が辞職表明。以下、朝日新聞から。 大阪府の中原徹教育長(44)は11日、府教育委員会の臨時会議で教育長の辞職を表明した。職員らへのパワーハラスメントや威圧的言動を府教委の第三者委員会に認定され、「現場に迷惑をかけており決…

「寅さんの学校論」を読む

前に買い求めたものだが、あまりきちんと読んでいなかった岩波ブックレットの「寅さんの学校論 (岩波ブックレット (No.326))」を読んだ。 「寅さんの」とあるが、「男はつらいよ」シリーズではなく、山田洋次監督の映画「学校」を材料にした対談である。 西…

河合隼雄さんの「子どもと悪」を読んだ

河合隼雄さんについては、本多勝一さんの著書「子供たちの復讐 上 開成高校生殺人事件」「子供たちの復讐 下」で知ったと思う。 「子供たちの復讐」が出たのはいつだったか。 インターネットで調べてみたら、1979年のようだ。すでに30年以上も前の話で、わた…

"Teaching with Voices of a People's History of the United States"

本書は、題名にあるように、"Voices of a People's History of the United States"を使った教室授業の指導書といった位置づけになるのだろう。 Document-based-questions(DBQs)、Chapter main points、Discussion questions、suggested assignments、suggest…

尾木直樹さんの「いじめ防止実践プログラム」

詳細に読み込んだわけではないが、尾木直樹さんの「いじめ防止実践プログラム―一人ひとりの教師への指針」を読んだ。 発行年は1997年と古いが、いじめの定義、いじめの分析はもとより、いじめに対して勘違いしている論説、留意点がたくさん書かれていて、参…

"Learn Your Human Rights"

昨日紹介した「人権のための連合」のサイトで、30の人権が以下のように紹介されている。 これら30の権利には、象徴的で簡単なビデオクリップをそれぞれ見ることができる。 学ばなければならない第一番目の権利は、私たちは自由・平等に生まれているという認…

"The Story of Human Rights"(United for Human Rights)

人権(human rights)について何かよい教材はないかと探していたら、インターネット上で"The Story of Human Rights"という教材に遭遇した。 http://www.humanrights.com/#/what-are-human-rights 10分に満たないビデオなのだが、「人権」(human rights)につ…