House of Representatives Election

「白けず、流されず、私の一票 衆院選 編集委員・福島申二」

以下、朝日新聞デジタル版(2017年10月18日05時00分) その後に驚きは色々あったが、原点は9月25日である。安倍晋三首相の衆院解散表明をテレビで聞いて、いやはや政治家というのはたいしたものと、妙な感慨を新たにした。 これでもかの強弁の末に、会見…

「吉田照美氏「衆院選は安倍政権の5年を考え投票を」」

以下、日刊スポーツデジタル版[2017年10月17日5時2分]より。 安倍晋三首相(63)に「大義なき解散」と批判が集まった、9月28日の衆議院解散から3週間。小池百合子東京都知事(65)率いる希望の党が旋風を起こしているが、民進党は分裂し、衆院選は混…

「(政治断簡)負け犬?上等じゃないの 編集委員・高橋純子」

一般紙は朝日を購読しているが、高橋純子編集委員のことは知らなかった。 多少ふざけすぎのきらいはあるが、気持ちはわからないではない。「政治は、言葉を手段とする営みである」にもかかわらず、「国会でも、選挙でも、その場しのぎの言い訳やごまかし、扇…

「(憲法季評)規範なきがごとしの政権 解散・改憲、際立つ不誠実 蟻川恒正」

以下、朝日新聞デジタル版(2017年10月14日05時00分)から。 今回の衆議院の解散は、一言でいえば、不誠実な解散である。 野党4党などによる臨時国会召集の要求書が6月に出されながら、憲法により召集義務を課された内閣がその要求を3カ月放置した上、よ…

政治家の憲法擁護義務はどこに消えたのか

俺はドイツにまだ行ったことはないが、ドイツでは教師が自分の政治的立場を表明することは問題にならず市民的権利として保障されているという話を聞いたことがある。ドイツに行って確認したわけではないので実際のところはわからないが、もしこれが本当だと…

「(寄稿)総選挙、日本の岐路 作家・中村文則」

以下、朝日新聞(2017年10月6日05時00分)から。 衆議院が解散となった。解散理由の説得力のなさは、多くの人がすでに書いているので、ここでは繰り返さない。僕もその件に関し首相の発言を様々に観(み)たり読んだりしたが、わからなかった。 でも今回の解…

「元SEALDs 諏訪原健「小池新党より枝野新党を支持するワケ」」

元SEALDsの諏訪原健氏について、個人的には何も知らないが、俺も各種報道を概観しているが、次の見方を否定する材料はなく、賛同できる。 報道を概観すると、今回の選挙の構図は「三つ巴」の戦いだと言われている。しかし選挙の後のことも考えたとき、あるい…

「立憲民主、フォロワー11万人 ツイッター4日目で自民を追い越す」

立憲民主党のツイッターのフォロワーが11万人に達したという。 以下、東京新聞(2017年10月5日 朝刊)より。 立憲民主党の公式ツイッターのフォロワー(読者)数が五日未明、開設から四日目で十一万人を突破し、主要政党の中で最多だった自民党を追い越した…

「権力ゲームになった政治こそ「国難」 高村薫氏が指摘」

以下は、朝日新聞デジタル版(2017年10月4日10時38分)から。 森友・加計問題で追い込まれた安倍晋三首相の突然の解散。小池百合子・東京都知事の新党結成で加速する野党再編。混沌(こんとん)とした政治の底流には、一体何があるのでしょうか――。 作家の高…

「衆院選 立憲民主党、50人超擁立へ」

以下、毎日新聞(2017年10月4日 07時00分(最終更新 10月4日 08時30分))より。 民進党の枝野幸男代表代行が衆院選に向けて結成した新党「立憲民主党」は3日、総務相あての設立届を東京都選管に提出し、受理された。毎日新聞の取材では、枝野氏や長妻昭元厚…

「結党会見詳報(1)「安倍政権の暴走に歯止めを」」(毎日新聞)

以下、毎日新聞(2017年10月2日)より。 枝野幸男元官房長官は2日、東京都内のホテルで記者会見し、新党「立憲民主党」を結成すると発表した。会見の詳報は以下の通り。 枝野氏 私は日本の国民の生活の安心、立憲主義、民主主義社会をしっかりと守っていく…

「立憲民主党フォロワー 1日余りで8万人突破」

民進党両院議員総会での、民進党の希望の党への“身売り”は、極めて短時間に唖然とするほどあっさり決められた。耳を疑ったのだが、とくに反対意見は出されなかったようだ。 野党第一党である民進党の国民に対する裏切りといわざるをえない。 民進党の前原代…

「民進・枝野氏が新党結成の方針、「立憲民主党」「民主党」が候補」

以下、TBS New i(10/2(月) 10:09配信)より。 民進党の枝野代表代行が、新党を結成する方針を固めたことがわかりました。新党の名前には、「立憲民主党」や「民主党」が候補にあがっているということです。 関係者によりますと、民進党の枝野代表代行は、「…

壊憲勢力を増やしてはいけない

それでも、嘆いてばかりもいられない。 壊憲勢力が伸びることにでもなれば、さらなる一大悲劇が待っているからだ。 安倍首相対小池都知事が争点であるというマスコミ宣伝に騙されてはならない。 わたしの観察によれば、真の争点は、壊憲勢力が伸びるのか、反…

選挙のひとつの争点は、壊憲勢力を増やすな、である

モリカケ隠しの大義のない解散によって選挙となった。 はたして希望を託せるのか、希望を託しにくいが名前は「希望」のついた新党、国民・市民を最後の最後で裏切り野党第一党を解体した民進党代表。 報道によると、大括りでいえば、自民党も希望の党も政策…

「希望の先に待っているのは ゴールデン街の小池氏評」

以下、朝日新聞(2017年9月30日15時46分)から。小泉信一編集委員。 ■酒場で 2017衆院選 インテリを扇風機に例えて皮肉ったのは劇作家の寺山修司だった。「まわっているけど、前進しない」。さて、小池百合子・東京都知事が結成した「希望の党」。旋風が…

「少しばっかり頭がいいばっかりに、お前なんかの、何倍もの悪いことをしとる奴がうじゃうじゃいる」(坪内散歩先生)

佐藤オリエさんがマドンナ役の「続・男はつらいよ」(第2作)は、山田洋次監督の傑作である。 車寅次郎が、葛飾商業で英語を習った恩師・坪内散歩先生(東野英次郎)。いまは坪内英語塾の先生として子どもたちを英語を教えている。 坪内先生の娘の夏子(佐藤…

「「ただ選挙に勝てばいいのか」 民進の希望合流に失望感」

以下、京都新聞(9/28(木) 23:54配信)より。 民進党の前原誠司代表が、事実上解党し、小池百合子代表の「希望の党」に合流する意向を示したことを受け、既存の野党4党による共闘を呼び掛けていた京都の市民団体に失望や困惑が広がった。 「安倍政権の改憲…

争点は自民党か希望の党かではない、壊憲勢力をいかに少なくするかだ

今回の政治をめぐるさまざまな動きは、小泉元首相、安倍首相、小池都知事、そして前原誠司民進党代表、その他もろもろの、国民の要求を蚊帳の外に置きたい壊憲勢力の願い(それこそ悪だくみ)が一致した田舎政治のようにみえて仕方がない。 権力側は、よほど…

希望の党は、はたして国民の権利を擁護する党なのか

さらに、小池都知事も、「都民ファースト」と言いながら、東京都民のことを第一に考えているようにはみえない。言葉とは裏腹に、東京都民のことは二の次なのだろう。これは無責任ではないのか。「希望の党」は、原発ゼロ政策以外は、自民党とほとんど変わら…

国民のことはそっちのけ、これほどひどい解散もない

英語教師としても不勉強の誹りは免れないが、俺は英語の教師だったから、専門的に政治を述べることはできない。 だが、みずからの幸せもふくめて、国民が幸せになるために、一人の市民として、日本の政治と私たちの暮らしの豊かさについて考えてこざるえをえ…

「<毎日新聞世論調査>安倍首相の冒頭解散「評価せず」64%」

以下、毎日新聞(9/28(木) 7:00配信)より。 <毎日新聞世論調査>安倍首相の冒頭解散「評価せず」64%首相の解散判断に対する評価 ◇「議席増望む」は「野党」49%に「与党」34% 毎日新聞が26、27両日に実施した全国世論調査では、安倍晋三首相が…

「安倍首相 会見の「国難突破解散」 国難は「ボク難」?」

以下、毎日新聞(2017年9月27日 21時36分(最終更新 9月28日 08時39分))より。 その言葉に驚いた人も多かっただろう。安倍晋三首相が25日の記者会見で口にした「国難突破解散」。大義なし、自己都合という世間の衆院解散への批判に、少子高齢化と北朝鮮の…

「解散権「制限した方がよい」54% 朝日新聞世論調査」

以下、朝日新聞(2017年9月27日22時06分)から。 朝日新聞社の全国緊急世論調査で、首相の判断でいつでも衆院の解散ができる解散権のあり方について尋ねたところ、54%が「制限した方がよい」と答えた。「今のままでよい」は31%だった。 支持政党別にみ…

「解散理由「納得しない」70% 朝日新聞世論調査」

以下、朝日新聞(2017年9月27日22時05分)から。 安倍晋三首相が28日に衆院を解散すると表明したことを受け、朝日新聞社は26、27日に全国緊急世論調査(電話)を実施した。消費増税分の使い道を変えることの「信を問う」という解散理由に「納得しない…

「比例区の得票こそ「真の民意」」

本日の朝日新聞の声の欄に、「比例区の得票こそ「真の民意」」と、「日曜に想う」(21日朝刊)を引用しながら、今回の選挙結果をどのように見るべきか、興味深い意見が載っていた。 それによると、「日曜に想う」には次のように書かれていたという。 比例区…

2014年衆議院選挙結果について思う

今回の選挙の結果をみて、一人の国民として、いろいろと考えているが、考えがまとまらない。 なぜかといえば、いろいろな疑問がわいてきて仕方がないからだ。 これは格好をつけてレトリックで言っているわけではないので、それらの疑問にたいして自分自身の…

「違憲状態 総選挙なら一斉提訴へ」

2日前の朝日新聞の記事だが、「一票の格差」是正を求めてきた弁護士グループが、解散に疑問を示す会見を開いた。 最高裁が「違憲状態」とした選挙制度の抜本的改革が進んでいないからだ。 「今回も最高裁が『問題は解決されていない』と指摘した制度のもとで…

21日の衆議院解散に大義はあるのか

安倍首相は、18日夜、首相官邸で記者会見し、来年10月に予定されている消費税10%への引き上げを1年半(18か月)先送りし、21日に衆議院を解散すると表明した。 この記者会見をテレビで見たが、「財政再建の旗を降ろすことはけっしてありません」。「再び延…

衆議院選挙の投票率は戦後最低

12月16日の選挙結果についてだが、その投票率についてウォールストリートジャーナルの記者が次のように述べている。 By Phred Dvorak Behind the headline of a massive victory for the Liberal Democratic Party projected in Sunday’s election, there’s …