Reading books
そろそろ旅に出たいと思って、ロンリープラネットの"Germany"を買った。 すぐにドイツに行くかはわからない。 実はあちこち行きたいところがある。 "lonely planet's 1000 ULTIMATE ADVENTURES"というのも、かなり前からパラパラ眺めている。 lonely planet…
斎藤兆史・鳥飼玖美子・大津由紀雄・江利川春雄・野村昌司著「グローバル人材育成」の英語教育を問う (ひつじ英語教育ブックレット)を面白く読んだ。 どのような科目も自らの意欲がなければ学びえませんが、特に言語は自分で学ぼうとしない限り決して習得で…
教員生活44年の尾木直樹さんの「取り残される日本の教育 わが子のために親が知っておくべきこと (講談社+α新書)」を読んだ。 「フィンランドの競争のない教育」「一人の落ちこぼれも出さず、国民全体の教育水準を引き上げること」から学ばないと、日本の教育…
俺が子どものときは、ボクシングに興味がなかった。というか嫌だった。 いまも興味があるわけでもないし、ボクシングを観ている暇もない。 ただ、ボクシング嫌いという気持ちが薄れてきたことは確かだ。 なんといってもこれはモハマド・アリの闘いの影響が大…
杉山進著「遥かなスキー 人生で大切なことはすべて、雪と山が教えてくれた」をたいへん面白く読んだ。 本書の前半は競技スキーヤーとして、後半はスキー教師としての自叙伝になっている。 世界におけるスキー発祥の話をふまえて、日本のスキーの歴史に触れて…
劇作家・井上ひさしさんが三女の井上麻矢さんに残したメッセージ。 「夜中の電話 父・井上ひさし最後の言葉」を読んだ。 俺にとって、かなり役に立つ人生訓が記述されている。 これは、何度も読まねばなるまい。
「社会企業家になったふたりの女の子の感動物語」とサブタイトルにある自伝「世界を変えるオシゴト 社会起業家になったふたりの女の子の感動物語 (講談社BIZ)」を読んだ。
精神科医の片田珠美さんの「「自分が絶対正しい!」と思っている人に振り回されない方法」を読んだ。
書店でたまたま手にした片田珠美さんの書かれた「平気で他人を傷つける人」を読んだ。 「待ち合わせにいつも遅れてくる」友人も、「モラハラパターンの一つ」という指摘は、学ぶべき視点であった。
少し前になるが、KBS京都のテレビで鶴見俊輔さんと中学生との討論番組があったようで、本書は、そのテレビ番組から生まれた本だそうだ。 この「みんなで考えよう」シリーズは、「大切にしたいものは何?」「きまりって何?」「大人になるって何?」の全3巻…
はじめて加藤諦三さんの本を読んだ。 何回も何回も、同じテーマが論述されるが、不思議とリズム感よく読めてしまう本。 また、重要なことが書かれている深い本。 反省させられることが多く、繰り返し読まなければならない書である。 冒頭に次のようにある。 …
精神科医・医学博士の斎藤茂太さんの「笑うとなぜいいか? (WIDE SHINSHO 221)」を面白く読んだ。 たとえば、次の一行。 教えることができるとは、私たちの思い上がりかもしれない。私たちにできるのは、せいぜい自分の知っていることや思いを、伝えることな…
河合隼雄さんの「こころの天気図」を読んだ。 簡単に読めるが、たいへん深い本。 いろいろなことを想い出させられ、いろいろなことを考えさせる本。
コンビニで買った本だが、伊藤守著「図解 コーチングマネジメント」を面白く読んだ。 これはと思う語句を以下に紹介する。 一方的に教えるだけでは、選手がその技術や知識をそのまま活かせないということがわかってきました。選手がアイディアを活かすために…
尾木直樹さんの文庫書き下ろし、尾木ママの「尾木ママの「脱いじめ」論 (PHP文庫)」論を興味深く読んだ。 いじめは「心と身体への暴力」であり、「心への虐待行為」である 携帯による今日的特徴についても言及されている。 ケータイによるいじめが行われると…
野村勝克也氏の「高校野球論 弱者のための勝負哲学 (角川新書)」を面白く読んだ。 以下、印象に残った言葉をランダムにノートをとってみた。 失敗と書いてせいちょう(成長)と読む(野村克也) 人間的成長なくして、技術的進歩なし(野村克也) この言葉は…
2008年にノーベル物理学賞受賞。素粒子理論が専門だから、私はこれまで益川敏英氏の本を読んだことはなかった。 安保法制、解釈改憲を批判する益川教授の本ということで「科学者は戦争で何をしたか (集英社新書)」を読んでみた。 益川敏英先生の「甘いといわ…
以下、朝日新聞デジタル版([掲載]2015年08月23日)の「思い出す本 忘れない本」欄から。 ブロード・キャスターのピーター・バラカン(Peter Barakan)さんの書かれた本は数冊読んでいるが、紹介されているこの本は読んだことがない。 今度、読んでみたいと…
松元ヒロ氏と佐高信氏の対談「安倍政権を笑い倒す (角川新書)」を読んだ。 大昔に読んだ飯沢匡氏の「武器としての笑い (岩波新書)」のことが紹介されていたり、未読だが、南伸坊「笑う漱石」(七つ森書館)が紹介されていて面白かった。 間接的な引用なので…
「尾木ママの7つの人生力――ありのままに、今を輝かせる力」を読んだ。 「楽しむ力」「言葉の力」「聴く力」「失敗する力」「認める力」「寄り添う力」、そして「感謝する力」を「7つの人生力」として、説得力をもって、かつ大変面白く書かれている。 本書を…
各氏の「戦後70年談話」である「私の「戦後70年談話」」(岩波書店)を読んだ。 ちばてつや、山田太一、ジェームス三木、山田洋次、ダグラス・ラミス、宝田明、野中広務ら、各氏の「戦後70年談話」は、大変ためになる。 戦後に生まれた俺の小学生時代のヒー…
小説というものを俺はほとんど読んでいないのだが、それでもいくつか読んだものもあって、たとえば高校生のときにJ.D.Salingerの"The Catcher in the Rye"を読んだことがある。 英語で読んだから大変だったのだが、主人公が男の子の小説だから、思春期の俺に…
A.A.MilneのPoohさんとの出会いは、高校1年生のときの教科書だった。その課は"Winnie-the-Pooh"からとられていた。 続編の"The House At Pooh Corner"では、冒頭のイーヨーの話("In which a house is built at Pooh Corner for Eeyore")と、ティガーが登場…
桑田真澄・平田竹男著の「新・野球を学問する」を読んだ。 そのむかし、ロバート・ホワイティング(Robert Whiting)氏の"You Gotta Have Wa"を斜め読みして、日本に野球を導入した時期の立役者の飛田穂洲の名前をかすかに憶えている俺としては、飛田穂洲の「…
白井恭弘さんの「外国語学習の科学 ―第二言語習得論とは何か」を読んだ。 これも、積読したままで、今まで読まなかったものの一冊だが、いろいろと学ぶことができた。 母語習得に失敗した、という話はあまり聞いたことがありません。一方、外国語の習得は、…
本書は、1994年に出版され、1997年に出版された講談社文庫を底本にしているが、その論旨は全く古くなっていないと思う。 いろいろと学ぶことが多かったが、たとえば、日米開戦直後、当時アメリカに滞在していて戦争開始に困惑していた大勢の日本人を中立国ス…
本書は劇作家の平田オリザさんとフィンランドに詳しい北川達夫さんとの対談をまとめたもので、俺には面白く読めた。 序の「教え込むことの誘惑」では、「教える立場の人間が、「教え込むことの誘惑」を抑えることができるか」が強調されている。 「善意と熱…
平田オリザさんの「演劇入門」を面白く読んだ。 キーワードで面白いと思ったものをランダムに書き留めてみると…。 「テーマ」「セミパブリックな空間」「観客の想像力」「作品冒頭における自然な形での問題提起」「内部と中間と外部の比率」「情報量の差」「…
井上ひさしさんと平田オリザさんの対談を本にした「話し言葉の日本語」を読んだ。 全体として面白く読めたが、個人的には、「戯曲の構造と言葉」「戯曲の組み立て方」「こうして最初の「せりふ」が生まれる」「生きる希望が「何を書くか」の原点」がとくに面…
平田オリザさんといえば、あの長いタイトルの「十六歳のオリザの未だかつてためしのない勇気が到達した最後の点と、到達しえた極限とを明らかにして、上々の首尾にいたった世界一周自転車旅行の冒険をしるす本」と「受験の国のオリザ」(晩聲社)をリアルタ…