Songs

”The Night They Drove Old Dixie Down"(1969)の今日的評価

The Band(1969) 映画"Once Were Brothers"を2度観て感動したことから、Robbie RobertsonがLevon Helmのために書き下ろしたと思われる"The Night They Drove Old Dixie Down"(1969)について書き始めた。いろいろと調べてみると、詳細に調べないと簡単に書くこ…

Joan Baezの"The Night They Drove Old Dixie Down"(1971)

Joan Baez The Night They Drove Old Dixie Down 映画"Once Were Brothers"を二度観て観る度に感動し、The Bandの名曲"The Night They Drove Old Dixie Down"について、数日前に記事を書いた。 "The Night They Drove Old Dixie Down"は、The BandのRobbie R…

The Band の ”The Night They Drove Old Dixie Down”(1969)

Once Were Brothers Robbie RobertsonとThe Bandの映画 "Once Were Brothers"は昨年12月に劇場で観てすでに記事も書いたが、"Once Were Brothers"を観ませんかとお誘いがあったので、お誘いを受けてミニシアターに行ってきた。 二度目であったが、映画"Once …

「ブルース・スプリングスティーン、米大統領就任記念コンサートで「希望と夢の国」を歌う」

以下、Rolling Stone Japan配信(1/21(木) 17:30)より。 2021年1月20日夜に全米で放映された、ジョー・バイデン氏の米大統領就任を記念する特別TV番組「セレブレーティング・アメリカ」。オープニングにブルース・スプリングスティーンが登場し「Land Of Hope…

「ニール・ヤング、トランプ大統領陣営を提訴 選挙集会での楽曲利用で」

少し前の記事になるが、以下、CNN(2020.08.06 Thu posted at 13:47 JST)より。 (CNN) 歌手のニール・ヤングさんがトランプ米大統領の選挙陣営に対して集会やイベントでの楽曲の利用が著作権の侵害だとして訴訟を起こしたことがわかった。 ニューヨー…

「U2、来日公演で中村哲医師を追悼 「プライド」を熱唱」

以下、朝日新聞デジタル版(2019年12月6日22時38分)から。 ロックバンド「U2」が5日のさいたまスーパーアリーナの公演で、アフガニスタンで殺害された中村哲医師(73)とNGO「ペシャワール会」の名前に言及し、中村さんの死を悼んだ。さらに、キング…

Aretha Franklin の "Respect"(1967)

I Never Loved A Man The Way I Love You Aretha Franklinの"Resoect"は、Aretha FranklinのI Never Loved a Man the Way I Love You (1967)というアルバムの一曲目を飾る。 作者は、オーティス・レディング(Otis Redding)。つまりこれはカバー曲なのだが、…

マーク・ピーターセン氏の「英語のこころ」

英語のこころ マーク・ピーターセン氏の「英語のこころ」を斜め読みした。 マーク・ピータセン氏の岩波新書「日本人の英語」「続 日本人の英語」「実践 日本人の英語」は読んだ。とくに「日本人の英語」「続 日本人の英語」は何度か読み直した。 「あとがき…

ランディ・ニューマンの「白人大統領への夢」(2012)

The Randy Newman Song Book 以下、6年以上前のThe New Yorker (September 18, 2012)より。 https://www.newyorker.com/culture/culture-desk/dreaming-of-a-white-president バラク・オバマが再選勝利を果たした2012年のアメリカ合州国大統領選。 Randy New…

Randy Newman の ”Harps and Angels”(2008)

2008年のRandy Newmanのアルバム”Harps and Angels”。 1曲目はアルバムタイトル曲で、Harps and Angels。 キリスト教徒ではないランディ・ニューマンだが、突然膝ががくがく心臓がばくばく、死にそうになって、天使のハープ(harps and angels)が聞こえてくる…

Randy Newman の "A Few Words in Defense of Our Country"(2008/2017)

昨年(2017年)の1月20日は、ドナルド・トランプ氏が第45代のアメリカ合州国の大統領に就任した日。 ノンサッチレコード(Nonesuch Records)は、この日にランディ・ニューマンの二曲を収録したシングルレコードを出した。 一曲は"A Few Words in Defense o…

美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」

白呪 美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」という番組を見た。 子どもの頃、たしかリアルタイムで「ヨイトマケの唄」を聞いたと思う。丸山明宏という名で歌われていた。 気持ちが揺さぶられる唄だった。 それでもその頃は自分の小遣いでレコードなど買えなかっ…

「上を向いて歌おう 昭和歌謡の自分史」(永六輔 聞き手=矢崎泰久)を読んだ

「上を向いて歌おう 昭和歌謡の自分史」を読んだ。 作詞家の永六輔による昭和歌謡の名曲の数々を話し合う。聞き手は矢崎泰久氏。 水原弘の「黒い花びら」(1959年)、「黄昏のビギン」(1959年)。 坂本スミ子の「夢であいましょう」(1961年)。 坂本九の「上…

「教訓I」(1971)加川良

4月5日に加川良さんが亡くなったことを知ったのは4月も末のことだった。 加川良のLP「教訓」(1971年)。そのLPはどこに行ったのか、いま手元に見当たらないが、当時の俺の愛聴盤だった。 加川良のアルバムは、いまCDラックに、「教訓」、「親愛なるQに捧ぐ…

Sam Cooke の "A Change Is Gonna Come"(1964)

サム・クック(Sam Cooke)の代表曲といえば、50年代にヒットした"You Send Me"。 さらに重要な唄は、なんといっても、"A Change Is Gonna Come"だ。 Peter Guralnick(ピーター・グラルニック)によれば、Sam Cookeの"A Change Is Gonna Come"は、3つの出来事…

「(世界はうたう)ピーター・バラカンさん、クリス・ペプラーさんに聞く」

「歌は人をつなぎ、癒やし、励ます。日本に様々な音楽を届けてきた2人のDJに、「歌の持つ力」「世界を変えた歌」について聞いた」という「世界はうたう」のコラムで、10曲が紹介されていた。 ピーター・バラカンさんが選んだ5曲 We Shall Overcome (Pete…

「44年目のカレーライス」を聴いた

遠藤賢司の新譜「恋の歌」の「44年目のカレーライス」を聴いた。 俺が高校生のとき、遠藤賢司のアルバム「満足できるかな」が愛聴盤の一枚だった。 はっぴいえんどがバックをつとめる「満足できるかな」のリズム感はゾクゾクするほど凄いものだった。 アコー…

ピーター・バラカン氏の「ラジオのこちら側で」を読んだ

ピーター・バラカン(Peter Barakan)氏の「ラジオのこちら側で (岩波新書)」を読んだ。 男の子の習性なのか、イギリスから日本に来るときにレコードの愛聴盤を持ってくるなど、俺と同じ発想と行動で、苦笑した。 収集癖など、男の子には共通性がある気がする…

Randy Newmanの"Louisiana 1927"

Randy Newmanの“Good Old Boys”(1974)という南部をテーマにしたコンセプトアルバムの中に”Louisiana 1927”という唄がある。1926年秋、何ヶ月も雨が降り続き、ニューオリンズを守るために上流のダムをダイナマイトで吹き飛ばすということがあって、結果的に…

The times They are a-changin'は、なぜa-changin'なのか

Bob Dylanの「時代は変わる」という唄は、The times They are a changin'という。 これは、なぜThey are changin'ではないのか、なぜa-changin'なのか、長年わからなかった。 この前、田中茂範氏の「英語感覚が身につく実践的指導―コアとチャンクの活用法」…

”You can have your cake and eat it too” (Bob Dylan)

昨日、ボブ・ディランのことを書いたので、今日もボブ・ディラン関連のコトバの問題について書く。 「英語フレーズ4000」の素晴らしさはすでに紹介した。 この中に、”You can’t have your cake and eat it too””というフレーズがある。まずは、その解説を引…

”Light travels.” と ”Travel light.”

簡単なコトバの組み合わせでも、ああそういう風に使うのかというフレーズがあって困る。 英語の教師をやっていても、悲しいことに、こうしたものがいつになっても無くならない。まぁ結局のところ力がないということなのだけれど。 最近は、iPodでCar Talkを…

Song of Americaが選んだ50曲

NPRのMusicで、Janet RenoとEd Petterson編によるSong of Americaの紹介を聞いた。 http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=15154561 Janet Renoは、1993年から2001年にかけてクリントン政権時代の司法長官(Attorney General)だった。Janet R…

Freedom riderなのか、Freedom writerなのか

Wednesday Morning, 3 AM そこで、もう一度、あちこちインターネット上で歌詞を調べてみたら、Songfacts.comという興味深いサイトを発見した。というのも、このサイトでは、私の想定通り、Freedom riderの説が有力だからだ。また、その理由も私が考えている…

Paul Simonの"He Was My Brother"(1964)

昨日、映画「フリーダムライターズ」から、公民権運動のフリーダムライダーズの話を書いた。 そういえば、ポールサイモンにフリーダムライダーのことを歌った唄He Was My Brotherがあったはずと思って、インターネットの検索エンジンで、「He was my brother…

ケント州立大学射殺事件に抗議してOhioを書く

ニールヤングが、1969年1月に一枚目のソロアルバムNeil Youngを出し、Crazy Horseとの運命的出会いを経て、5月にはソロ二枚目のEverybody Knows This Is Nowhereを出したことは昨日書いた。 8月にはCSNYとしてウッドストックフェスティバルに参加し、1970年1…

アルバム"Paul Simon"の"Congratulations"(1972)

Patrick Humphriesの書いた本によれば、アルバムPaul Simonの最後の曲、Congratulationsは、Little Anthony & the Imperialsの1958年のヒット曲”Tears On My Pillow”から拝借しているという。 このヒット曲の歌詞を調べてみたら、どうやら”Love is not a gad…

アルバム"Paul Simon"の"Peace Like A River"(1972)

Patrick Humphriesの”Paul Simon still crazy after all these years”の中で、’Peace Like A River’について次のように書かれている。 “‘Peace Like A River’ recalls ‘The Only Living Boy in New York’, but can now be appreciated as a trailer for ‘Ame…

アルバム"Paul Simon"の中の"Run That Body Down"(1972)

アルバムPaul Simonの中のRun That Body Downは、結婚など、ポールサイモンの自叙伝的な内容を含んでいるようだ。 How long you think that you can run that body down? How many nights you think that you can do what you been doin’ どれくらい長く身体…

アルバム"Paul Simon"の中のMe and Julio Down by the Schoolyard(1972)

“Me and Julio Down by the Schoolyard”は、歌詞のもっていき方、演出の仕方が、Randy Newmanの”Mama Told Me Not To Come”のような唄だ。 「法律違反だ それは法律違反だった ママが見たもの それは法律違反だった」(It’s against the law It was against t…