Tolaga Bay

マオリ語委員会の仕事

英語でいうと、Language Commissionにあたるタウラフィリ・テ・レオ(Taurawhiri te reo)という組織がある。日本語なら、「マオリ語委員会」というようなところだろうか。 園長の話では、マオリ語は、部族ごとにコトバが違うが、コミュニケーション的に問題は…

コハンガレオでマオリ語をマスターした日本人男性の若者

このコハンガレオでマオリ語を学んだ日本人で、佐藤(仮名)さんという20代後半の男性がいたようだ。 3ヶ月ほどでかなりのレベルまでマスターしたというので、園長先生は、「この日本人をみならいなさい」とマオリ語の学習に消極的なマオリに対して苦言を呈…

アオテアロアはアオテアロア

「ニュージーランドのことを、アオテアロア・ニュージーランド、あるいはニュージーランド・アオテアロアと表記すべきという論がありますが、これはどう思われますか」と私が質問すると、「アオテアロアは、アオテアロアね。昔っから、アオテアロアは、アオ…

マオリの伝統的価値観に沿って生活をすることが大切

マオリの伝統的価値観は、家族や、部族を大事にして生活することだ。イウィやハプを大事にして、マラエに属して生きるということだろう*1。 園長の話では、伝統的に自給自足(self-sufficient)ができる生活だったのに、政府は、牧畜業などの産業をつぶして、…

なんだかんだ言っても、ともかく英語は支配的言語だから

マオリ語はいったんは、死に絶えつつあった言語だ。 マオリルネッサンス、マオリ復活運動の中で、土地と言語を二本柱としてマオリが闘ってきて、タオンガ(財産)として言語をとらえ直したのである。 ネイピアのトータルエマージョンの学校では、マオリ語中…

英語を突きはなして、批判的な態度で英語を学ぶ

トラガ湾のコハンガレオで、私は園長さんと話をした。 この73歳の園長の個人体験では、家庭やマラエではマオリ語を話し、学校では英語を話さないといけなかったが、当時の彼女は英語が話せなかったという。だから彼女にとっての英語はあとから一生懸命学んだ…

トラガ湾のインターネットカフェ

トラガ湾のインターネットカフェの店員は、マオリの女性だった。ギズボーン出身だという。 ここのマシンはOSがXPだから大丈夫。自分で日本語の言語を設定した。15分で2ドル50セントと少し高いが仕方がない。 ワイカト大学(The University of Waikato)のマオ…

トラガ湾のホリデイパークで若者と話す

ホリデイパークを発つ前に、台所の前でくつろいでいるキーウィの若者と話をした。 キーウィの若者の自殺率が高いことの理由や裸足の理由など、さまざまな話題について彼と話をした。

トラガ湾のホリデイパーク

トラガ湾のホリデイパークも10ドルだった。 店が15軒くらいしかない町の酒屋に出かけると、ビールを量り売りで売っている。 尋ねると、ビールが、2リットルで、8.5ドル。 ホリデイパークを利用した旅で少し困るのが冷蔵庫だ。もちろん店で飲むなら問題ないが…

ファンガラーは分からないうちに過ぎてしまった

ファンガラー(Whangara)は、映画「クジラの島の少女 [DVD]」(Whalerider)で有名になった町である。 私も、東海岸を訪れた際には、立ち寄ろうと思っていた町のひとつだ。 ファンガラーという名前のついた倉庫が右に見えたので、そのうち2、3軒の店のある町が…