本多勝一「ルポルタージュの方法」を読んだ

ルポルタージュの方法」(1980)

 記憶がはっきりしないが、朝日新聞に連載された(単行本だったか)「カナダ・エスキモー」を小学生の頃に読んだ覚えがあり、高校生の頃に、「戦場の村」などの、いわゆるベトナム戦争ものと「アメリカ合州国」、そして「殺される側の論理」などの評論ものを読んで、おおきな影響を受けていた本多勝一記者の一連のルポルタージュ。その方法論を書いた本書に興味を覚えないはずもない。発行は、昨年の12月10日だから、早速読んだ。「外国取材でのコトバの問題について」など、外国語の能力と取材力など、刺激的な内容に興味は尽きない。何度でも再読したい内容だ。