ロサンゼルスには観光ツアーがいくつかある。
そうしたツアーのひとつに、アナハイム(Anaheim)にあるディズニーランド(Disneyland)に出かけることにした*1。ツアー代金は一人分で$25.0。
ラテンアメリカ系の男性ガイドの訛りのある英語で説明を聞きながら、フリーウェイ(San Diego Freeway)でディズニーランドへ向かう。ロサンゼルスのフリーウェイは8車線もあり、サイズとして人間的な街という感じが全くしない。
LAのFreewayはすさまじい。車が下駄代わりだから、高級車からポンコツ車まで一緒になってものすごいスピードで走っている。
荒廃の進んでいるダウンタウンから、フリーウェイが逃げるように伸びている。
8車線あるフリーウェイが街をかけめぐっている感じだから、「街」というイメージは当てはまらない。歩くことを無視している街だ。これじゃ、smogがひどくなるのは当たり前だ。車のparking lot(駐車場)があちこちに見える。
自動車とハイウェイは、アメリカ人にとって病的に必要なものなのだろう。チボリホテルからダウンタウンに向かっているとき、自動車どうしで駐車の際にガンガンぶつけて駐車している場面を見たけれど、誰も何も言わなかった。自動車の扱いが何ともいい加減である。
*1:この時代は東京ディズニーランドはまだなかった。千葉県浦安に東京ディズニーランドができるのは1983年のこと。