授業が始まりカウンセリングを受ける

amamu1981-10-02

 初めての学校の1週間がやっと過ぎ、Have a nice weekendだ。
 この1週間、初めての友人・先生に会って、とても疲れた。日本語なら自分を解放する話術を大学卒業の頃マスターしたが、英語で自分を解放する術を知らない。文法の授業なり、レクチャーは心地よいが、discussion, debate, readingとなると、苦痛である。ロシア人、ブラジル人はよく喋り、フランス人も論理に長けており、日本人の私は完全に沈黙している状態だ。
 いまジム(仮名)のreading classに対する授業批判が起こっている。金を払っているのだから、もっとeffectiveなreading skillとpronunciationを学びたいと、ロシア人をはじめドイツ人女性もものすごい自己主張をする。ジムの授業をどう思うかと私も聞かれ、納得するところと、そうでないところがあり、もう少し様子を見るべきではないかと言うと、判断が遅いという顔つきをされる。論理もわからない、頑なに沈黙を守る日本人と見られているのかもしれない。どうもフラストレーションがたまってよくない。
 前に書いたように、ジュディ(仮名)という先生に相談すると、他国と比較するな、国民性が違うと、まず言われ、私のscoreは高いはずと点数を見せてくれる。100点満点中の88点で、文法は、30点中の30点でperfect。他のクラスメートはもっと高いレベルだが、けっして低くはないと言われた。それで少し安心したのだが、点数主義の大嫌いな私が自分の点数に安心するというのも、皮肉な話だ。
 雑誌Timeが読めない、新聞のSan Francisco Chronicle*1が読めないというと、Timeはむずかしい、何故かと言うと、視点がある。行間が読めないとダメだという。San Francisco Chronicleのハーブ・ケイン(Herb Caen)*2のコラムも、サンフランシスコのゴシップ記事も、スタイルとして難しいという。自分なりに解釈すれば、日本の朝日新聞天声人語のようなものなのかもしれない。
 苦痛なので、セクションを下げて、セクション5にしてくれと言うと、どうしてもというのならそうするが、いろいろなことを考えて、もう少し様子を見ようということになった。これは、セクション6で頑張れと言ってもらうことを期待してもいる心理が私にあるから、日本人の甘えだろう。
 今日やったsingingのクラスは好きだ。ためになる。ロシア人のスターン(仮名)は何にでも文句を言うが、singingのクラスは発音向上にとてもよいと今日喜んでいた。その評価もどうなのという気がするが、singingのクラスは落ち着いて楽しめそうだ。
 銀行でcash advanced、100ドル下ろす。レートは210.80円。