画像データをCDに焼いてから、日本食を楽しみ、宿に帰る

 インターネットカフェに行って、デジタルカメラで撮影したデータをCDに焼いてもらう。15ドルだそうだが、前の客のCDを焼く値段を間違えたようで、その女性店員に男性の店主が猛烈な勢いで怒っている。このインターネットカフェの女性店員とも顔見知りになったので、怒られている姿を見るのは忍びない。
 昨日とは別の店だが、引き続き日本食レストランに入る。ロトルアはなんだか日本を思い出させる町なのだ。リバーモンスターというところで、32ドル。
 カップラーメンなんて日本でも食べないのに、帰りにカップラーメンと、ジュース、ヨーグルトを買って帰る。ロトルアには、中華や韓国、日本の素材が普通に売られている。買ってから気づいたのだが、カップラーメンは臭いがするので嫌がられるだろうなと思い直したが、すでに遅い。
 宿に戻ると、別の客が泊まっていた。シドニーから来たという彼はテレビで「バックツーザフューチャー」(Back to the Future)を見ていた。
 マイケル=J=フォックスの父親のジョージ=マクフライ(George McFly)は、アイリッシュという設定だから、悪友からアイリッシュを馬鹿にした台詞が出てきた。この映画、80年代だったか、教材にしたこともあったのだが、そこまで深く生徒に教えることはなかった。教師なりたてで6年目くらいだったから、アイリッシュなんてまだ視野に入っていなかった。これからの英語教師はもっとエスニシティについて勉強しないといけない。