モーテルからワイカト大学まで歩いて行く

リバーサイドウォーキングは気持ちいい

 朝、モーテルの洗濯場で若い女性旅行者に会う。話しかけてみると、アイルランドのドニゴール出身であった。彼女とアイルランド談議になる。やはりこちらから話しかけてみるものだ。
 朝、部屋でのんびりしていたら、ノックがあって部屋の片づけに来たという。アジア系の女性で、彼女とはすでに顔見知りだ。私がまだ部屋にいることを知って、また後で来ますと彼女は言って微笑んだ。
 イースターの休日で学生や教授はいないだろうが、とにかく今日ワイカト大学へ行ってみることにしよう。全体の町の位置からみると、宿はワイカト大学(The University of Waikato)寄りにあって近そうだったが、ワイカト大学(The University of Waikato)までは約30分の道のりで、歩いている人はほとんどいない。途中、本格的な自転車屋さんを見かけたくらいで、大学までの道のりはどうってことのない普通の住宅地であった。
 大学内には池がいくつかあり、あまったパンをやると、怒涛のように鴨がたくさん寄ってきた。イースターの祭日で学生のほとんどいないワイカト大学(The University of Waikato)では、人より鴨の方が断然多いようだ。