ブリズベン中心街の朝

クイーンズランド大学

 5時、起床。体内時計がニュージーランドの2時間の時差を覚えているのか。早起きをしてしまう。
 パレスには個室が多い。トイレが使えて、シャワーを浴びて、洗濯ができて、充電用の電源があれば、他に何を望むだろうか。ここにはダウンアンダーバー(DOWN UNDER BAR)というバーもある。ダウンアンダーとは、もちろんオーストラリアのことだ。
 朝のシャワーを浴びて、外出する。セブンイレブンでジュースと熱いビーフパイを買う。全部で400円くらい。これをキングジョージ広場で食べる。これがなかなかうまい。本物のジュースと、あたたかいビーフのパイをセブンイレブンで買えるところがすごい。
 ガイドブックを探しに本屋を探す。実は日本でかなりブリズベンについて調べていて、「ブリズベンを歩く」というローカルな本も、インターネットで注文し読んでいたのだが、今回の旅に持参するのを忘れてしまった。ショッピングモールで幾つか本屋を探したが、すでに印刷中止の本になってしまっているようだ。もともとローカル本なので、そんな扱いなのかもしれない。ウォーキングガイドなら、観光案内所の冊子で間に合うんじゃないかと、本屋の店員も言う。まぁ普通はそういう感覚なのだろう。
 クイーン通りを歩いていると、昨日行ったモール街の野外レストランにイタリア系のカフェがある。黒い案内板には色チョークで描かれた絵とガーリックプローンなどという文字がチョークで書かれている。ビクトリアビター(VB)を1パイントとその小海老を注文してモールの屋外で食べていると、なんだかだらけてしまって、もう歩きたくなくなってくる。ブリズベンにいると、この野外レストランで全て終わってしまいそうだ。