ブリズベンのフードコートは、大量消費の世界

 最近日本でも見られるフードコートが、ブリズベンのデパート内にたくさんある。最低のファーストフード(早食い餌)のハンバーガーから、4ドルから5ドル出すと、寿司からちょっとした中華からエスニックまで幅広い選択ができる。今日の私の昼飯は、インドのビーフカレーで、黄色いサフランライスにナンのおこげのようなオセンベがついて、生ジュースもたのんで、8.5ドル(約680円)。そのうまさから言って、これはかなり安い。ただ、プラスチックのフォークにペラペラのプラスチック皿だから、気分はすこぶるよくない。中華などは、小皿、大皿で、好きな料理を取り放題で、値段が7ドルから9ドル。こうした具合だから、フードコートは実に混んでいる。昔の大衆食堂か、デパートの食堂のノリである。それで、ゴミをどんどん捨てている。人、人、人のブリズベンだから、消費も大量消費、大量消費、大量消費なのである。