ハミルトンで初めて床屋に行く

 家の近所に床屋があるのだけれど、いつも客が三・四人ほど並んでいる状態で、なかなか床屋に行ける機会がなかった。町中に行けば数人の客が入れる床屋があるのだけれど、せっかく近所にあるのだから、地元で散髪をしようと思っていた。
 それで昨日ようやくその床屋に行けた。
 当然のことながら、この床屋さん、カットだけ。髭剃り*1も洗髪もない。
 話をしてみると、どうやらこの理容師も同じ通りに住んでいるらしい。6歳の息子と3歳半の娘がいて、娘さんは年齢的におかしなことを言う時期なので楽しいという。
 海産物や買い物のことなどいろいろと話をしたのだが、マオリ語と日本語の発音が似ていることを彼は知っていた。
 ご近所のよしみでもあるので、最後に互いに名前を言い合って、挨拶をした。
 値段は、15ドル。日本円なら、1050円ほどか。
 家に帰って鏡で見てみたら、せっかく床屋に行ったのに、やはりヒゲ剃りがしてないのが気になる。それで、自分でヒゲ剃りをしてみる。さらに鏡でよく見てみると、額に散髪した髪の毛がたくさんついている。これもやはり気になるので、昼間に熱いシャワーを浴びて、洗髪をした。
 やはり床屋さんは、日本の方が技術もサービスもいいようだ。

*1:エイズ対策としては、海外での髭剃りは、遠慮した方がいい。