マオリ土地戦争ゆかりの地を訪ね歩く−その4−

聖ジョンのアングリカン教会

 前にも紹介したと思うが、キャメロン将軍はフロンティアの作戦本部(headquarter)として、さらにワイカト軍の冬のキャンプ地として、テ アワムツを選んだ。
 キャメロンたちが到着する少し前に、第40連隊が10フィートの塹壕と高い壁で守られた500名をも収容できる砦*1を放棄していて、第57連隊*2と第65連隊*3は、さらに二つの砦をテ アワムツにつくった。
 当時の駐屯地であったテ アワムツを再度訪れることから、今日のフィールドワークを開始することにしよう。

*1:あとから紹介するように、この跡地には現在警察署が建っている。

*2:前にも紹介したように、第57連隊のつくった砦跡地は、テ アワムツの戦争記念公園近くの、Mutu通りとGorst通りの交差地点にあり、そこは初めて私がテ アワムツを訪れた際に昼食をとった空き地であった。現在は、Te Awamutu Heritage Trailの一部に指定されている。

*3:前にも紹介したように、第65連隊のつくった砦跡地は、現在のアルバート公園の西側に位置していた。