コハンガレオでマオリ語をマスターした日本人男性の若者

 このコハンガレオでマオリ語を学んだ日本人で、佐藤(仮名)さんという20代後半の男性がいたようだ。
 3ヶ月ほどでかなりのレベルまでマスターしたというので、園長先生は、「この日本人をみならいなさい」とマオリ語の学習に消極的なマオリに対して苦言を呈していたという。
コハンガレオでマオリ語を鍛え、テレビのTVNZの”Te Karere”でも取材されたというから、これは立派な日本の若者だ。
 マオリ語を学ぶなら、私などのように大学で習うのではなく、コハンガレオで学んだ方がいい。間違いなく、これが一番実践的であろう。
 コトバの習得は、ともかく聞くことである。
 それで、聞き続けていると、拾っていけるコトバが増えてくる。
 マオリ語なら、「カポイ(いいね)」は、必ず最初の段階で拾える表現だ。
 こうして聞いて拾えるコトバを、どんどんメモしていけばいい。
聞いて拾えれば、コトバは使えるのである。