タヒ・ルア・トル・ファーと、いち、に、さん、し (5)

 数字を教えてくれとの質問があったので、私は、ホワイトボードに、1から10の数字を書いて、次のように発音をした。
 タヒ・ルア・トル・ファー。タヒ・ルア・トル・ファーと、何度も早目に発音をした。
 次に、いち、に、さん、し、ごう、ろく、しち、はち、きゅう、じゅう、とゆっくりと発音してから、1234、5678、910と、区切って、早口に発音をした。
 子どもたちには、結構これが受けたし、結構ついてくる。
 コトバはゆっくりやればいいというものではない。リズムが大事だからだ。
 ときには、早口の方が、コトバは覚えやすいことがあるのだ。