シンガポールでは、私はなるべく多くの博物館を訪れること、なるべく多くのシンガポール人と直接話をすること、シンガポールの料理を楽しむこと。最低限、この三つをやろうと思っていた。
イメージ博物館を訪れることができなかった私は、シンガポール歴史博物館を訪れることにした。
シンガポール歴史博物館は、クラークキーからすぐ傍のところにある。
入口に行くと、私の方から何か説明したわけでもないのに、中国系の男性に、あんた偉いねという雰囲気で挨拶をされて、中国系の初老の男性係員に入場料の2ドルを支払った。
ここでも、5000人とも5万人とも言われる中国人殺害の歴史や、イギリスに占領され、そして日本に占領され、そして再度イギリスに占領されたシンガポールの歴史がわかるようになっている。
シンガポール川に死体が沈められた話もここに展示されている。
もしシンガポールを訪れる修学旅行を組むならば、プリズナー博物館とシロソ砦博物館は、必見である。
さらに余裕があれば、このシンガポール歴史博物館*1を訪れるべきだろう。