「脅威論」日中に影

amamu2006-01-11

 「「脅威論」日中に影」と題する記事が、1月10日の朝日新聞の一面に載っていた。
 あらためて述べるまでもなく、小泉首相靖国神社参拝問題から現在の日中関係は冷え切っている。さらに民主党の前原代表による「脅威」発言や、「ポスト小泉」の対中姿勢から、日中両国の首脳や閣僚級の対話が途絶える中、中国側は、日本国内で「中国脅威論」が高まっていることに対する懸念を表明し、「日本は、中国のことを一体どう思っているのか」と問いかけ、非公式の局長級会議で応酬があったという。
 外交不在。政治不在。
 これも、やるべきことをやらず、やらなくてもよいことをやっている日本の典型例と言わざるをえない。