アジア文明博物館に向かう

 それにしても、暑い。
 昨日訪れたクラークキーの川沿いの繁華街も昼間はお年寄りのカップルが少しいるだけ。シンガポールでは、日中歩くことは、お薦めできない。
 ラッフルズの上陸地点の近くにアジア文明博物館はある。入場料は、8ドル。
 シンガポールは、港の時代から、交易で栄えた。地形的にアジアの中心に位置していたことが大きいのであろう。マレーシアから独立したことも、マレー半島の突端に位置する交易の要という条件が小さくないように思う。飛行機の時代になっても、シンガポールは交易の中心を占めている。
このアジア文明博物館には、アジアからの宝物がたくさん納められていて、シンガポール人の意地をみる思いがする。
 映像による文化紹介も多いのだが、私にとってはベトナムハノイの水を背景に用いた人形劇であるwater puppets(roi nuoc)の映像が大変興味深かった。
 ベトナムはまだ行ったことがないけれど、ハノイを訪れることがあれば、是非見てみたいものだと思った。
 ボートキーを向い岸に見ながら、アジア文明博物館に併設のレストランで河を見ながら麺を食べる。
 ここの麺はなかなか美味しいと、食事を楽しんでいたら、大雨に降られた。
 日除けの傘がテーブルについているのだが、こんなものでは、雨が防げない。店内に引き上げるように店員に指示された。