その娘はTOEICを3回ほど受験しているようだが、TOEFLのCBTは253点で、最近TOEICで975点を獲得した。
英語ができないと就職に不利だとか、出世できないとすら言われている世の中だが、いま娘は就職活動中で、そうした資格も役に立っているのかもしれない。
しかし、英語試験の点数について言えば、これはひとつの目安でしかない。
TOEICは英語力というより集中力のテストとも言われている。一瞬、気を抜いたら、点数は落ちるだろう。
それから、試験というものはすべからく「傾向と対策」がある。
さらに、900点台をとっても文化的背景の欠如などが理由でコミュニケーションがうまく取れない場合もあるようだ。
そもそも、コミュニケーション能力は全人格的な能力だから、こうした英語試験だけではかることには無理がある。