60 MinutesのBob Woodwardへのインタビューを聞いた

State of Denial

 注文していたBob WoodwardのState of Denialが届いた。
 60 MinutesでMike WallaceによるBob Woodwardのインタビューをやっていが、2年間にわたってブッシュ大統領を取り巻く200人以上の人物にインタビューしてBob Woodwardはこの本を書いたという。
 それでこの3年間はイラク問題に始まりイラク問題に終わり、なんといってもイラク問題に尽きるのだが、この問題でホワイトハウスアメリカ世論(the American public)に対して誠実でない。一言でいえば、真実を語っていないということをこの本で主張しているという。それはどんな点でなのかというと、例えば、「暴力のレベル」(level of violence)である。実際、「一週間に900回もの攻撃」(900 attacks a week)、それは「一日に100回以上もの攻撃」(more than 100 a day)にもなる。
 政府は、2007年はよくなると言っているが、さらに悪くなるとの見方が強い。「軍隊の魂であり、良心」(the soul and the conscience of military)であるジョン・マーサ(John Murtha)は、「時期が来たらイラクから我々は撤退する必要がある」(we need to get out of Iraq as soon as it’s practical)と述べている。
 ラムズフェルドは信頼性を失っている(lost all credibility)し、チェイニー副大統領もだ。ローラ・ブッシュですら、批判的であるという話もある。
 以上のような話をインタビューで聞いた。