今回の旅では、沖縄の運転手のみなさんに大変お世話になりました

沖縄を後にする

 日常生活で私はほとんどタクシーに乗らない。タクシーに乗るくらいなら、電車を使うか、歩く。通常、タクシーに乗るようなところでも、歩く方を好む。
 ただ、今回の旅は、6人の家族旅行だし、沖縄の道路事情がわかっているわけでもないので、大いにタクシーを利用した。
 初日はもちろん、二日目の平和祈念資料館、キャン岬。三日目は、首里城、中城城跡、中村家、嘉手納飛行場と回ってもらったのだが、この時にお世話になった運転手の方は、基地内で働いてきた経験もあり、政治情勢も詳しい方だった。薩摩の侵略の話や、シーサーの話、コザ暴動の話。安保の見える丘のエピソードも聞くことができた。
 りんけんバンドの店に行くときは、道路が混んでいたのだが、アメリカンビレッジが、アメリカ合州国のサンディエゴを真似て作ったという話を若い運転手から聞いた。
 家族で来て、水族館に行かないグループもめずらしいと言われた。
 帰りは、また別の運転手の方にお世話になり、沖縄の食べ物の話で盛り上がった。控え目の運転手で、沖縄では、飲んだ際に自分の車を置いて送りのタクシーを使うこともあると聞いた。
 ということで、いろいろと運転手の方々に教えてもらい、お世話になった旅であった。