「教員を苦しめる免許更新導入」

amamu2007-02-22

 今日の朝日新聞の声の欄で、彼女自身も元中高の教員で現在は塾講師をしている家族の方から、私立中高一貫校に働く夫のことを紹介している一文が紹介されていた。
 それによると、「夫は私立中高一貫校の教員である。毎朝5時起きで出かけていく。帰宅は午後6時半で、帰ればすぐに仕事だ。小テストを採点し、補習の準備を行い、翌日の授業のプリントを作成し、就寝は0時を過ぎる。土曜日にも授業があり、日曜日には部活動や模試がある。これが教員の現状である」と書かれている。
 私も、某私立大学の付属校に勤務しているが、私の生活もこれと全く変わらない。唯一変わる点は、帰宅がもっと遅いことで、帰宅しないで職場で仕事をしているだけの違いにすぎない。遅い帰宅だが、帰宅してからも、いろいろなことをやっていて、寝るのは0時を過ぎてしまうことが多い。もっと早く就寝したいと思うが、それも叶わない。
 この投書は、教員免許更新制は「教員をさらに過酷な状況へ追いやることになる」からと批判している投書である。その点、私も全く同感である。