スティーヴン・オカザキ監督の映画「ヒロシマナガサキ」を観てきた*1。
この記録映画を全ての人間に推薦する。
62年前の今日8月6日、広島に、そして8月9日には長崎に、人類史上はじめて原子爆弾が投下され、何十万という尊い命が奪われた。事実、1945年の12月末までに、ヒロシマで14万人(+−の誤差1万人)、ナガサキで7万人が亡くなられたと言われている。さまざまな原爆被害を受けたものは、ヒロシマで30万人以上、ナガサキで28万人以上と言われており*2、まさにヒロシマ・ナガサキがジェノサイド(大量殺戮)であり、バイオサイド(生物絶滅)、オムニサイド(万物絶滅、Omnicide)であった。
ヒロシマは、核時代の始まりであり、以来、核廃絶が果たされていない現在、核兵器のもとで生きざるをえない私たちは、今日なおその脅威にさらされている。
この未曾有の危機に対して、オムニサイド(Omnicide)を回避できるのか否か、核廃絶が人類の存亡をかけた課題として、まさに現代の課題として存在していると言わざるをえない。
ヒロシマ・ナガサキについては、以下のサイトを参照のこと。
広島平和記念資料館
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/
長崎原爆資料館
http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/na-bomb/museum/