宿泊は旧ヤマトホテル

 遼寧省は日本から近いから、到着当日から結構動ける。あちこちフィールドワークをしたら、お腹が空いてきた。
 昼は機内食だったが、今日の夕食から中華料理が始まる。その意味で、今回の旅は中華料理の旅でもある。

 中国四大料理といえば、北京、上海、四川、広東料理になるが、今回は遼寧省だから、基本は東北料理になる。東北料理は、北方であるため、味付けが濃いと言われている。
 丸テーブルの真ん中に回す丸いガラスの台があり、そこに料理が並べられる。どれも美味しい。味つけもいいし、脂っこくもない。野菜もふんだんに使われている健康的な食事だ。

 さて、今晩の宿は、大広場に面した大連賓館。昔の名前を大連ヤマトホテルという。ヤマトホテルは、満鉄が鉄道沿線各地に設けた直営ホテルの総称である。
 明日は旅順に向かう予定だ。