昨日、横浜市大の約6割もの学生の進級不可の話を紹介した。法政大の総長選をめぐる問題についても、すでに朝日新聞が報じていたが、Livedor Newsも伝えているので、以下、紹介しておく。
Livedoor News
法政大総長選 ドロドロに紛糾
2007年10月06日10時00分
法政大の総長選挙で選挙制度の変更をめぐり、理事会と教員が対立、紛糾している。総長選は以前「専任教員１０人以上の推薦を得た専任教員なら誰でも立候補できる」という制度だったが、今年３月、理事会が「学部長らで構成される推薦委員会が３人の候補者を選ぶ」と一方的に変更した。
これに１２人の学部長のうち７人が反対、決定の凍結を求めた。さらに１７０人の教員が「理事会の意に反する人は選ばれなくなる」と反対した。
その結果、候補者を選ぶ推薦委員会のメンバー２１人のうち８人を期日の８月末までに選出できないという事態に。そのため、この８人を先月２７日、学部長らが会議を開いて選出しようとしたところ、７人の学部長がこれに反対、退席した。しかし残る学部長らで委員の選出を強行した。
これに教員らは「学部長の半数以上が欠席しているのに、委員を選出するのは無効だ」と主張、手続き停止の仮処分の申請を検討している。
【2007年10月3日掲載】
