数年前に、ランチとしてよく利用した店に久しぶりに出かけてみた。
この店では、ランチとしてよくハンバーグステーキを楽しんだ。
温野菜が上出来で、うまかった。
その店は、一応、イタリアンなので、今夜はまずシャルドネの白ワインをグラスで注文。
冷製のオードブル5種盛が出てくる。以前と違ってどれもまずい。
次にグラスで赤ワインを一杯注文する。
焼いてくれたパンが出てきたが、ただただ熱いだけで、味は今ひとつ。
おいしい店なら、赤ワインとパンで客を唸らせることができないといけない。
ビーフのメインディッシュを、マスタードも醤油ベースのソースもつけずに食べてみる。次に、マスタードをつけて食べてみる。今夜のこいつは、醤油ベースのソースをかけないと、食べられない。
なんだか、落語の「時そば」の話のような感じになってきたと思っていたら、食後のコーヒーも、なんだか煮詰まっている感じで、うまくない。
ということで、久しぶりに出かけた私のお気に入りの店の味はすっかり落ちていた。
付け合せの熱々のジャガイモは、以前と同じ味を出していたけれど、あとは全部、昔の方がよかった。
店員さんの持てなしは、以前と同じで好印象だが、肝心の料理がこれではね。
ということで、お店選びっていうのは、むずかしいものです。
別の店で、シングルモルトで口直しをして、帰宅した。