念願のBike Friday Pocket Rocketを購入する

Bike Friday Pocket Rocket

 本日は新車の納車日。
 といっても自動車の話ではない。自動車は、1ヶ月ほど前にスバルの新車が納車となったが、家族は乗っているが、わたしは仕事が忙しくて、その新車に乗ったのは1回しかない。遠出というほどの距離ではないが、その貴重な1回は1泊したから小旅行には違いないけれど。
 本日納車となったのは、またまた自転車。これで6台目。小径車といっても、ハンドメイドのバイクフライデー(Bike Friday)のポケットロケット(Pocket Rocket)だ。
 3月初旬に注文を済ませておいたのだが、入荷したという連絡を受けて、楽しい気分で出かけた。受け取りのショップまでは電車で片道1時間40分ほどかかるが、バイクフライデーにようやくお目にかかれるのだから、なんといってもこれは楽しみだ。
 初にお目にかかり、おろしたてのバイクフライデーに乗ってみたら、小径車とは思えないほどの走り。極めてスポーツ性が高い。この走りはいっぺんで気に入った。走りだけに限っていえば、BD-3の比ではない。もちろん、BridgestoneのTransit Super Lightは問題にならない。
 円高の影響もあり、お安くなっている。ブルホーンバーにしてもらい、サドルは現在のBD-3につけている奴と同じものでサンマルコの白で、ペダルはPD-A530という片面がSPDビンディング用、片面は通常のスニーカーでも乗れるフラットなタイプの奴にしてもらって、本体とコンポ・ハンドルで16万1600円。サドルとペダルで1万3300円。合計17万4900円。
 大きい印象のあるBike Friday Pocket Rocketだが、バラしてみたら案外コンパクトに収まる。いつもBD-3を入れている愛用の輪行袋に入るかなと心配していたが、入れてみたら結構余裕がある。これをかついで、また1時間40分かけて帰宅。
 自宅で、再度バイクフライデーを組み立てて、ご近所をバイシクルお散歩。
 快適だ。気持ちのいい走り。バイクフライデーは実にすがすがしいバイクだ。
 ひとっ走りしたあと長年通っているお気に入りのカフェでケーキとお茶にする。すでに私の愛車となったバイクフライデーを眺めると、とても美しい。そう、バイクは美しくなければならない。バイクフライデーは所有者の名前入りのタグまでフレームに貼り込まれていることが、所有者の気持ちをくすぐる。
 私にとってポケットロケットは念願・悲願のバイクだったが、もっと早目に入手すべきだった。
 さわやかなサイクリングの季節にバイクフライデーのポケットロケットほどふさわしいものはない。
 今日は、シャンパンで乾杯だ。