「言いたいこと言おうぜ」

 大震災後、「反原発」発言が注目されている俳優の山本太郎さんが、本日の朝日新聞のコラム欄「言いたいこと言おうぜ」で、沢田研二さんと並んで載っていた。
 山本太郎さんは、原発に関する政治的な発言から仕事が減り、収入が10分の1になったという。
 沢田研二さんは、『アイドル時代、「表現の自由」はなかった。「華麗なジュリー、セクシーなジュリーに似合わないことは、言えなかった」』と語る。沢田さんも「テレビに出られなくなるよ」と言われたことがあるようだ。
 「芸能界でいま、反原発ソングを堂々と歌える歌手は多くない」。芸能界のみならず、日本社会のあちこちで、「言論の自由」(freedom of speech)が問われていると言わざるをえない。