「吉野作造評論集」を読み始めた

吉野作造評論集

 「吉野作造評論集 (岩波文庫)」を読み始めた。
 高校時代の日本史で「民本主義」の吉野作造についての名前はもちろん知っていたが、その評論集などこれまでに読んだことはなかった。
 冒頭の「憲政の本義を説いてその有終の美を済すの途を論ず」の論稿では、立憲思想の養成について国民の教養の重要性について説いている。
 吉野作造の評論集を読み始めて、吉野作造の「民本主義」と「国際主義」に特徴があるということが理解できた。
 吉野が書いていることは、今日の政治情勢にもつながる大切な問題ばかりである。
 岡義武氏の解説がわかりやすい。