初めて「お嬢さん乾杯」(1949年)を観た

お嬢さん乾杯

 初めて木下惠介監督の「お嬢さん乾杯」を観た。
 古典的だが、没落家庭のお嬢様である池田泰子(原節子)、庶民的だがバイタリティのある石津圭三(佐野周二)の対照的なキャラクターの表現が面白い。
 俺には原節子はがっしりしているイメージがあり、佐野周二が演じる男性側の、男の純情に共感してしまうのだが。
 脚本は新藤兼人。1949年の作品。