昨日の朝日新聞の夕刊にニューヨークの格差社会の記事が載っていた。
50億円もする不動産を購入する富裕層と配給所に並ぶ貧困層の格差社会のニューヨーク。
24時間働ける金融都市を目標にして、「この街のように公共交通を24時間化する」という。
24時間眠らない都市は、誰かが真夜中に眠らずに働く都市だ。またたいした用もないのに、人が真夜中にうろつく都市だ。
そうした都市が、人間の幸せにつながっているのだろうか。
短期間だがアオテアロア・ニュージーランドに住んだ俺としては、それは全くの勘違いだと思う。
幸せにつながる街とは、夜、眠る街だ。