特定秘密保護法成立に抗議声明 「学者の会」3181人

amamu2013-12-09

 
 朝日新聞は、昨日の夕刊で「知る権利支える報道続けます」と東京本社編成局長が発表し、「税金によって得られた政府の情報は本来、国民のものだ。それを秘密にすることは限定的でなくてはならない」「言論の基となる情報の多くを特定秘密という箱の中に入れてしまう法律は、70年に及ぶ戦後民主主義と本質的に相いれない」と述べた。


 また、特定秘密保護法の成立に対して、「学者の会」が抗議声明を発表した。
 以下、2013年12月7日19時32分の朝日新聞デジタル版から。

 専門領域を超えた学者有志でつくる「特定秘密保護法案に反対する学者の会」は7日、同法の可決、成立に抗議する声明を発表した。声明に賛同する学者は3181人。3日発表時点の2006人から大幅に増えた。ノーベル賞受賞者益川敏英・名古屋大特別教授や、法政大の次期総長に選ばれた田中優子・法政大教授らが名を連ねる。声明では「与党の政治姿勢は、思想の自由と報道の自由を奪って戦争へと突き進んだ戦前の政府をほうふつとさせます」と批判。議会や行政府から独立した第三者機関の監視体制の確立が必要と訴えている。