これまで黒澤明のDVDは価格的に高かった。
だから俺は黒澤映画はこれまで劇場かレンタルで観てきた。
レンタルなら黒澤映画は比較的ポピュラーで借りやすい。どこのレンタルビデオ屋さんでも扱っている。
その意味で、黒澤映画は、俺にとってビートルズと同じようなものだ。
こんなたとえをしてもしょうもないのだが、ビートルズと同じというのは、他の監督と違って、見る気になれば比較的見る機会が多いということだ。
ビートルズは俺の上の兄弟の世代にとってリアルタイムであったけれども、ビートルズは昔ラジオでよくかかっていたから、何枚かCDは持っているが、これまでコレクション的に集めたことはない。俺がコレクション的に集めたものは、レコードからある。レコードも持っているのに、CDも買うというのがコレクション的に集めてきたものだ。
それだけビートルズも黒澤映画もポピュラーだといえるのかもしれない。
だが、最近、黒澤映画のDVDの価格は下がってきている。
また、最近くだらないテレビが多すぎることも手伝って、面白いものを何度も観たほうがましと思えてきている。
ということで「椿三十郎」から黒澤映画を買い求め始めているのだ。
今回、「椿三十郎」の次の黒澤映画として、「七人の侍」を今買い求めた。
休憩までの前半部分を観たが、やはり面白い。そんなことは全く言うまでもないことだが。
小学館の「黒澤明 memorial 10」というシリーズ。
1954年公開。