政治風刺番組ネタとしてのスコットランド独立問題

 以下は、"Last Week Tonight with John Oliver"から。
 http://www.youtube.com/watch?v=-YkLPxQp_y0
 政治風刺番組のJohn Oliver*1にしても、Jon Stewartにしても、それほど見ていないし、見たとしても、たいてい俺は笑えない。英語の理解力や彼らの常識(知的枠組)の理解が不十分だったりするということもあるが、それよりも立場として、視点として、笑えないことが多い*2。だから無理して笑わなくてよいと思っているが、それでも、彼らの偏見も含めて、“常識”や共通認識がわかるから、とくに英語教師は見たほうがよいのだろう。John Oliverというコメディアンは、イングランド出身で、いまアメリカ合州国のテレビ番組のホストである。アメリカ合州国からイギリスを見ているから、映画の「シュレック」やメル・ギブソンの映画「ブレイブハート」も登場する。
 私たちは、英語、英語と騒ぐわりには、英語圏のことがほとんどわかっていない。スコットランドについていえば、eのない綴りのwhiskyはもちろん、HaggisやUnicornネス湖の恐竜など、こうした番組を見れば、英語圏の英語話者の共通認識に私たちも迫ることができる。

*1:ネットでブラウズしたのだが、John Oliverはイングランド出身のコメディアンで、Jon StewartのDaily Showに一緒に出ていたようだ。現在は、Last Week Tonightという番組ののホストをつとめている。

*2:海外の政治風刺番組を見て笑うより、むしろそうした風刺の精神を学び、日本でも水準の高い政治風刺番組を望んでいる。