A.A.Milneの"The House At Pooh Corner"

The House At Pooh Corner

 A.A.MilneのPoohさんとの出会いは、高校1年生のときの教科書だった。その課は"Winnie-the-Pooh"からとられていた。
 続編の"The House At Pooh Corner"では、冒頭のイーヨーの話("In which a house is built at Pooh Corner for Eeyore")と、ティガーが登場する朝食の話("In which Tigger comes to the Forest and has breakfast")が楽しい。クリストファー・ロビンの学校の話も少し出てくるが、あくまでも森から見た切り口になっている。ラビットがティガーを困らせてやろうとして逆に森の中を迷ってしまう話など、Pooh、Piglet、Eeyore、Rabbit、Tiggerなど登場する動物の性格描写がうまい。最後の別れの場面もしんみりさせてくれる。その背景にも森がある。
 Poohさんでは、rhyme(韻)の重要性も学ぶことができる。
Audio bookで聞けば、3時間とちょっとになる。