以下、朝日新聞デジタル版(2015年10月2日22時04分)から。
プロ野球セ・リーグは2日、優勝へのマジックナンバーを「1」としていたヤクルトが阪神に延長十一回の末、2―1でサヨナラ勝ちし、14年ぶり7度目のセ・リーグ優勝を決めた。ヤクルトは昨季まで2年連続最下位で、前年最下位のチームの優勝は、セ・リーグでは4度目。
セ・リーグは近年にない大混戦となり、ヤクルトは5、6月には最下位転落も経験。だが就任1年目の真中満監督の指揮のもとで、9月13日に単独首位に浮上。以降は10勝4敗と一気に駆け抜けた。
チーム打率はリーグトップ。チーム総得点は2位巨人、3位阪神を約100点も上回った。個人成績でも各部門トップをヤクルト勢が独占。打率は川端、打点は畠山、本塁打と盗塁で山田が1位に立つ。
ヤクルトは日本シリーズ(10月24日開幕)進出をかけ、10月14日からのクライマックスシリーズ最終ステージに臨む。